1月 朝ごはんをしっかり食べよう!

出かける準備などで忙しい朝、きちんとご飯を食べさせていますか?「作ったり食べさせたりするのが大変」とお悩みの方もいるでしょう。朝ごはんはお腹を満たすだけではありません。子どもの身体を正常に動かす大切な役割があるのです。
 

どうして朝ごはんを食べるの?

 
夜に食べたものは寝ている間の新陳代謝などに使われるため、朝起きたときにはエネルギー不足の状態。朝ごはんにはエネルギーを補給して、頭と身体を目覚めさせる役割があります。
 

<頭が目覚める!>

脳を活動させるためにはブドウ糖という栄養素が必要です。ブドウ糖は炭水化物などに含まれるので、朝ごはんには、ご飯やパンなどの炭水化物を取り入れて、脳へのエネルギーを補給しましょう。
 

<身体が目覚める!>

朝ごはんを食べると消化器官が刺激され身体が目覚めます。毎朝決まった時間に食べることで排便のリズムが整い、体内時計を調整するのにも役に立ちます。

このように朝ごはんは頭と身体の両方をしっかり活動させるために必要なものなのです。
 
朝ごはんをしっかり食べよう
 

朝ごはんを食べないと身体に悪い影響が?

 
朝ごはんを食べないと、身体を動かすためのエネルギーが不足したまま出かけることになります。そのため、イライラする、集中力がかける、記憶力が低下するなどの症状があらわれることも。また、お昼ごはんにお腹が空き過ぎて必要以上に食べてしまい、肥満などの小児成人病の原因となることもあるので注意が必要です。
 
簡単にできる朝ごはんの工夫
 

何を食べる?簡単にできる朝ごはんの工夫

 
朝ごはんに必ず取り入れたいのはブドウ糖が含まれる炭水化物。パンや麺類も炭水化物ですが、中でもご飯がおすすめです。ご飯は粒状なのでゆっくりと消化吸収され、なだらかに血糖値を上げて長時間維持します。腹持ちが良いといわれるのもこのためです。
 
また脳を働かせる栄養素は、コリンと必須アミノ酸のリジン。コリンは卵に多く含まれているので卵焼きや卵かけご飯など卵を使用したメニューがおすすめです。集中力を高める働きがあるというリジンは、おかかや、しらす干しなどに含まれています。
 
忙しい朝、毎日ご飯を作るのは大変です。難しく考えず、おにぎり+αを基本に作ってみてはいかがでしょうか。毎日決まった時間に朝ごはんを食べる習慣をつけて、寒い時期も元気に乗り切りましょう!
 
参考URL:
農林水産省 朝ごはんを食べないと?
http://www.maff.go.jp/j/seisan/kakou/mezamasi/about/about.html
 
農林水産省 朝は時間がないけれど
http://www.maff.go.jp/j/seisan/kakou/mezamasi/about/mystyle.html
 
*写真は写真ACより
https://www.photo-ac.com/

12月 ノロウイルスの感染を予防しよう!

子どもが突然吐いてびっくりした、という経験はありませんか?寒くなると毎年ノロウイルスが原因の胃腸炎が流行します。一度かかると本人はもちろん看病する家族も大変ですね。ノロウイルスによる胃腸炎は、どのように予防すればよいのでしょうか。
 

ノロウイルスはいつ流行るの?どんな症状?

 
感染力がとても強いノロウイルス。感染する人は1年を通していますが、感染者が増加するのは寒くなる11月頃で、12~1月にピークをむかえます。
1~2日の潜伏期間を経て発症し、主な症状は嘔吐、下痢、腹痛、微熱など。通常は発症してから1~2日ほどで徐々に回復しますが、小さな子どもは重症化することもあるので注意が必要です。
 
ノロウイルス
 

ノロウイルスの感染経路は?

 
ノロウイルスのほとんどは経口感染と考えられています。
 
<人から人への感染>
・感染した患者のふん便や吐物から人の手指を介してウイルスが口に入る
・人が集まる場所での飛沫感染(咳やくしゃみなど)
 
<食品を口に入れて感染>
・汚染された二枚貝を、十分に加熱せずに食べた場合
・汚染された井戸水などを消毒不十分のまま飲んだ場合
・食品を取り扱う人が感染しており、その人を介して汚染された食品を食べた場合
 
 

これだけはやっておこう!ノロウイルスの感染予防

 
ノロウイルスの予防には、帰宅後やトイレ後、食事の前などの手洗い・うがいと、身の回りの清掃・消毒を徹底することが大切です。
ノロウイルスを消毒するには次亜塩素酸ナトリウムなどの消毒薬を使う必要があります。ドラッグストアなどで手に入るので、突然の嘔吐に備えてビニール手袋やマスクなどとともに準備しておくと安心です。手が触れることの多いトイレの便座やドアノブなどは、0.02%の次亜塩素酸ナトリウムで消毒し、その後水拭きします。希釈濃度をあらかじめチェックしメモ書きしておくと、いざというときに慌てずにすみますよ。
 
ノロウイルスの感染予防
 

それでも感染してしまったら?

 
現在ノロウイルスには抗ウイルス薬がありません。そのため、病院では対処療法をもちいて症状を軽減する処置が行われます。子どもが感染すると脱水症状を起こすことがあるため、吐き気が落ち着いたら少しずつ水分をとらせるようにしましょう。また、病気の回復を妨げるので下痢止め薬はなるべく使用させないことも大切です。症状が重いときには迷わず受診させましょう。

年末年始はイベントが続き、体調を崩しやすくなります。しっかりと感染を予防して、寒い冬を楽しく乗り切りましょう!
 
参考URL:
首相官邸 ノロウイルス(感染性胃腸炎・食中毒)対策~冬は特にご注意を!~
https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/noro.html
 
厚生労働省 ノロウイルスに関するQ&A
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/kanren/yobou/040204-1.html
 
*写真は写真ACより
https://www.photo-ac.com/

11月 子どもの事故を未然に防ごう 0~3歳に多い事故

日々成長し予想外の動きをする子ども達。たくさん動けるようになるのは喜ばしいことですが、見ていてヒヤリとすることも。0~3歳の子どもに多い事故はどのような方法で防げばよいのでしょうか。
 

0~1歳は、窒息と誤飲に気をつけよう!

 
赤ちゃんは自分の思うように身体を動かすことができません。0~1歳の事故で多いのが「窒息事故」と「誤飲事故」です。
 
誤飲事故
 
大人用の敷布団に赤ちゃんを寝かせると、顔が埋もれて呼吸をしにくくなることがあります。ベビー用や硬めの敷布団を用意し、1歳まではあおむけに寝かせるようにしましょう。ミルクの吐き戻しによる窒息も心配です。ミルクを飲んだ後、十分にげっぷが出ないときは、横に寝かせ10~15分ほど様子をみるようにしましょう。
 
また、赤ちゃんは手に持ったものをそのまま口に運んでしまうことも。何を誤飲したかで対処の方法が異なるので注意が必要です。
除光液や灯油など揮発性物質や、たばこ、ボタン電池を飲みこんでしまった場合は何も飲ませないようにします。逆に、医薬品や、強酸・強アルカリ性物質などを飲みこんだ場合は、水や牛乳を飲ませます。いずれも無理に吐かせず、至急医療機関の指示を仰ぐことが大切です。
 

1~3歳は、お風呂の事故と落下事故に注意!

 
1歳を過ぎると1人で動ける範囲が広がり、ますます目が離せなくなります。この時期に気をつけたいのは「お風呂の事故」と、ベランダや窓からの「落下事故」です。
 
お風呂の事故
 
子どもは好奇心が旺盛なので、昼間のお風呂場で遊びたがることも。残り湯が入った浴槽でおぼれるのを防ぐため、子どもの手が届かない位置に鍵をとりつけて浴室に入れないようにしておくと安心です。
 
また、この時期の子どもはベランダからの落下事故にも注意。ベランダの近くに踏み台になるようなものは置かないことや、子どもだけでベランダに出さないことはもちろん、子ども自身にベランダは危険な場所だと教えることも大切です。
 
大人がそばで見ていることで防止できる事故もあります。年齢別の注意点をしっかりおさえて、楽しくのびのびと遊ばせてあげてくださいね。
 
参考URL:
消費者庁 子どもの事故防止ハンドブックについてページ
http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/child/project_002/

*写真は写真ACより
https://www.photo-ac.com/

10月 風疹ってどんな病気? 正しい知識できちんと防ごう!

今年は例年に比べて、風疹にかかる人が増えています。子育て世代の私たちは普段どのようなことに気をつけて生活すればよいのでしょうか。風疹の感染経路や、予防法など、日ごろ疑問に思っていることをすっきり解決しましょう!
 

風疹ってどんな病気?どうやってうつるの?

 
風疹とは、発熱や発疹、リンパ節の腫れなどを主な症状とするウイルス性発疹症です。潜伏期間は2~3週間ですが、人によっては感染しても症状がでない場合もあります。気づかないうちに他の人にうつしてしまうことがあるので注意が必要です。
また、風疹のウイルスは感染力が強く、咳やくしゃみ、会話中の飛沫などによって感染します。発生は子どもに多くみられますが、近年では成人男性にも増えているようです。
 

麻疹

 

妊婦中の女性は、とくに注意!

 
妊娠20週ごろまでの女性が風疹ウイルスに感染すると、お腹の赤ちゃんが「先天性風疹症候群」をもって産まれてくる可能性があります。妊娠初期に感染するほど、その可能性は高くなるのでさらに注意が必要です。
 
<先天性風疹症候群とは?>
難聴・白内障・先天性心疾患を特徴とする症状のこと。先天性風疹症候群をもつすべての赤ちゃんに障がいがあるとは限りませんが、障がいに気づくまでに時間がかかる場合もあります。
 
麻疹
 

風疹の予防法を教えて!

 
風疹を予防するために最も有効な方法は、ワクチンを接種することです。
 
過去に風疹にかかったことがあり検査で感染が確認されている場合は、免疫を持っているため予防接種は必要ありません。かかったかどうか不明な場合は、免疫の有無を抗体検査で調べることができます。抗体検査が可能な医療機関は各自治体の保健所に問い合わせてみてください。
 
<妊娠中の女性>
妊娠中は風疹の予防接種を受けることができません。家族や周りの人が予防接種で免疫をつけ、妊婦を風疹の感染から守るようにしましょう。
 
<これから妊娠する予定のある女性>
感染予防に必要な免疫を妊娠前から獲得しておくことが大切です。また、ワクチンを接種した後2ヶ月は妊娠を避けることが必要となっています。
 
大人が感染すると子どもに比べて重症化しやすい傾向にあります。大人や子ども、男性女性問わず、ワクチンの接種を検討し、風疹の感染を防ぎましょう!
 

参考URL:

厚生労働省 風疹についてページ

https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/

 

NID国立感染症研究所

http://www.niid.go.jp/niid/ja/rubellaqa.html

 

*写真は写真ACより

https://www.photo-ac.com/

9月 簡単な工夫でできる、おやつの上手な与え方

子ども達が楽しみにしている日々の「おやつ」。皆さんはどのようなことに気をつけて与えていますか?量や種類を少し工夫するだけで、いつものおやつが子ども達の成長を助けてくれる健康的なものになりますよ。

 

簡単な工夫でできる、おやつの上手な与え方

 

そもそも「おやつ」って何のために食べるの?

 

1日3食でバランスの良い食事をとるのが理想ですが、子どもは消化吸収が未熟なため1度に食べられる量は限られてしまいます。子どもにとってのおやつは、小腹を満たすだけでなく、足りない栄養を摂取するという大切な役割もあるのです。

また、食事と食事の間隔は4~5時間が理想といわれていますが、昼食と夕食の間には6~7時間も空くことも。お腹が空いて夕食を食べすぎると、翌朝の食事にひびいてしまい生活リズムが乱れる原因にもなります。食間に適量のおやつをとることで、規則正しい生活を保つこともできます。

 

おやつは高カロリー?食べ過ぎに注意!

 

「おやつ」で連想するのはスナック菓子やジュースなどの高カロリーのもの。好きなおやつを食べすぎてカロリーのとりすぎや、夕ご飯が食べられなくなっては困ります。
一般的に1日のおやつの目安は200kcal以内といわれています。お菓子やジュースにはカロリーが表記されているものが多いので一度チェックしてみましょう。

 

<200kcalの目安>
ポテトチップス約半袋、板チョコレート半分、アイスクリーム小1個、せんべい3~4枚
 

簡単な工夫でできる、おやつの上手な与え方
 

おやつの工夫

 

子どもへのおやつはお菓子ばかりではなく、栄養価の高いチーズやヨーグルトなどの乳製品や、ビタミンの豊富な果物を組み合わせて与えるのがおすすめです。
また、生活パターンや運動量などによってもおやつのとり方は異なります。習い事などで夕食が遅くなりがちな子どもはおにぎりや野菜スープなどで、運動量の多い子どもは牛乳などの乳製品を中心に、足りない栄養をとるようにしましょう。

 

<果物50kcalの目安>
りんご半分、なし半分、みかん1個、ぶどう半房、もも1個、柿1個

 

大切なのは、時間を決めて食べることと、食べ過ぎないこと。タイミングと量を上手に工夫して子ども達と一緒におやつタイムを楽しんでくださいね!

 

参考URL:
農林水産省 おやつの工夫ページ
http://www.maff.go.jp/j/syokuiku/kodomo_navi/oneday/idea1.html

 

*写真は写真ACより
https://www.photo-ac.com/