11月 子どもの事故を未然に防ごう 0~3歳に多い事故

日々成長し予想外の動きをする子ども達。たくさん動けるようになるのは喜ばしいことですが、見ていてヒヤリとすることも。0~3歳の子どもに多い事故はどのような方法で防げばよいのでしょうか。
 

0~1歳は、窒息と誤飲に気をつけよう!

 
赤ちゃんは自分の思うように身体を動かすことができません。0~1歳の事故で多いのが「窒息事故」と「誤飲事故」です。
 
誤飲事故
 
大人用の敷布団に赤ちゃんを寝かせると、顔が埋もれて呼吸をしにくくなることがあります。ベビー用や硬めの敷布団を用意し、1歳まではあおむけに寝かせるようにしましょう。ミルクの吐き戻しによる窒息も心配です。ミルクを飲んだ後、十分にげっぷが出ないときは、横に寝かせ10~15分ほど様子をみるようにしましょう。
 
また、赤ちゃんは手に持ったものをそのまま口に運んでしまうことも。何を誤飲したかで対処の方法が異なるので注意が必要です。
除光液や灯油など揮発性物質や、たばこ、ボタン電池を飲みこんでしまった場合は何も飲ませないようにします。逆に、医薬品や、強酸・強アルカリ性物質などを飲みこんだ場合は、水や牛乳を飲ませます。いずれも無理に吐かせず、至急医療機関の指示を仰ぐことが大切です。
 

1~3歳は、お風呂の事故と落下事故に注意!

 
1歳を過ぎると1人で動ける範囲が広がり、ますます目が離せなくなります。この時期に気をつけたいのは「お風呂の事故」と、ベランダや窓からの「落下事故」です。
 
お風呂の事故
 
子どもは好奇心が旺盛なので、昼間のお風呂場で遊びたがることも。残り湯が入った浴槽でおぼれるのを防ぐため、子どもの手が届かない位置に鍵をとりつけて浴室に入れないようにしておくと安心です。
 
また、この時期の子どもはベランダからの落下事故にも注意。ベランダの近くに踏み台になるようなものは置かないことや、子どもだけでベランダに出さないことはもちろん、子ども自身にベランダは危険な場所だと教えることも大切です。
 
大人がそばで見ていることで防止できる事故もあります。年齢別の注意点をしっかりおさえて、楽しくのびのびと遊ばせてあげてくださいね。
 
参考URL:
消費者庁 子どもの事故防止ハンドブックについてページ
http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/child/project_002/

*写真は写真ACより
https://www.photo-ac.com/

10月 風疹ってどんな病気? 正しい知識できちんと防ごう!

今年は例年に比べて、風疹にかかる人が増えています。子育て世代の私たちは普段どのようなことに気をつけて生活すればよいのでしょうか。風疹の感染経路や、予防法など、日ごろ疑問に思っていることをすっきり解決しましょう!
 

風疹ってどんな病気?どうやってうつるの?

 
風疹とは、発熱や発疹、リンパ節の腫れなどを主な症状とするウイルス性発疹症です。潜伏期間は2~3週間ですが、人によっては感染しても症状がでない場合もあります。気づかないうちに他の人にうつしてしまうことがあるので注意が必要です。
また、風疹のウイルスは感染力が強く、咳やくしゃみ、会話中の飛沫などによって感染します。発生は子どもに多くみられますが、近年では成人男性にも増えているようです。
 

麻疹

 

妊婦中の女性は、とくに注意!

 
妊娠20週ごろまでの女性が風疹ウイルスに感染すると、お腹の赤ちゃんが「先天性風疹症候群」をもって産まれてくる可能性があります。妊娠初期に感染するほど、その可能性は高くなるのでさらに注意が必要です。
 
<先天性風疹症候群とは?>
難聴・白内障・先天性心疾患を特徴とする症状のこと。先天性風疹症候群をもつすべての赤ちゃんに障がいがあるとは限りませんが、障がいに気づくまでに時間がかかる場合もあります。
 
麻疹
 

風疹の予防法を教えて!

 
風疹を予防するために最も有効な方法は、ワクチンを接種することです。
 
過去に風疹にかかったことがあり検査で感染が確認されている場合は、免疫を持っているため予防接種は必要ありません。かかったかどうか不明な場合は、免疫の有無を抗体検査で調べることができます。抗体検査が可能な医療機関は各自治体の保健所に問い合わせてみてください。
 
<妊娠中の女性>
妊娠中は風疹の予防接種を受けることができません。家族や周りの人が予防接種で免疫をつけ、妊婦を風疹の感染から守るようにしましょう。
 
<これから妊娠する予定のある女性>
感染予防に必要な免疫を妊娠前から獲得しておくことが大切です。また、ワクチンを接種した後2ヶ月は妊娠を避けることが必要となっています。
 
大人が感染すると子どもに比べて重症化しやすい傾向にあります。大人や子ども、男性女性問わず、ワクチンの接種を検討し、風疹の感染を防ぎましょう!
 

参考URL:

厚生労働省 風疹についてページ

https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/

 

NID国立感染症研究所

http://www.niid.go.jp/niid/ja/rubellaqa.html

 

*写真は写真ACより

https://www.photo-ac.com/

9月 簡単な工夫でできる、おやつの上手な与え方

子ども達が楽しみにしている日々の「おやつ」。皆さんはどのようなことに気をつけて与えていますか?量や種類を少し工夫するだけで、いつものおやつが子ども達の成長を助けてくれる健康的なものになりますよ。

 

簡単な工夫でできる、おやつの上手な与え方

 

そもそも「おやつ」って何のために食べるの?

 

1日3食でバランスの良い食事をとるのが理想ですが、子どもは消化吸収が未熟なため1度に食べられる量は限られてしまいます。子どもにとってのおやつは、小腹を満たすだけでなく、足りない栄養を摂取するという大切な役割もあるのです。

また、食事と食事の間隔は4~5時間が理想といわれていますが、昼食と夕食の間には6~7時間も空くことも。お腹が空いて夕食を食べすぎると、翌朝の食事にひびいてしまい生活リズムが乱れる原因にもなります。食間に適量のおやつをとることで、規則正しい生活を保つこともできます。

 

おやつは高カロリー?食べ過ぎに注意!

 

「おやつ」で連想するのはスナック菓子やジュースなどの高カロリーのもの。好きなおやつを食べすぎてカロリーのとりすぎや、夕ご飯が食べられなくなっては困ります。
一般的に1日のおやつの目安は200kcal以内といわれています。お菓子やジュースにはカロリーが表記されているものが多いので一度チェックしてみましょう。

 

<200kcalの目安>
ポテトチップス約半袋、板チョコレート半分、アイスクリーム小1個、せんべい3~4枚
 

簡単な工夫でできる、おやつの上手な与え方
 

おやつの工夫

 

子どもへのおやつはお菓子ばかりではなく、栄養価の高いチーズやヨーグルトなどの乳製品や、ビタミンの豊富な果物を組み合わせて与えるのがおすすめです。
また、生活パターンや運動量などによってもおやつのとり方は異なります。習い事などで夕食が遅くなりがちな子どもはおにぎりや野菜スープなどで、運動量の多い子どもは牛乳などの乳製品を中心に、足りない栄養をとるようにしましょう。

 

<果物50kcalの目安>
りんご半分、なし半分、みかん1個、ぶどう半房、もも1個、柿1個

 

大切なのは、時間を決めて食べることと、食べ過ぎないこと。タイミングと量を上手に工夫して子ども達と一緒におやつタイムを楽しんでくださいね!

 

参考URL:
農林水産省 おやつの工夫ページ
http://www.maff.go.jp/j/syokuiku/kodomo_navi/oneday/idea1.html

 

*写真は写真ACより
https://www.photo-ac.com/

8月 急な大雨対策 気象庁ナウキャストを活用してみましょう

8月は積乱雲が発達しやすく、急な天気の変化が多い時期です。お子さんを連れたお出かけ先で、急に大雨が降ってきたら大変ですね。大雨だけではなく、雷、竜巻などの危険も考えて気象情報をチェックすると安心です。気象庁のナウキャストは、5分単位で雨域の情報をチェックすることができます。上手に活用して、危険から身を守りましょう。

 

急な大雨対策

 

お出かけ前に天気予報を確認しましょう

 
各地の気象台では、毎日5時、11時、17時に天気予報を発表しています。雷の危険がある場合は、雷注意報を随時発表していますので、外出するときは事前に天気予報をチェックしましょう。天気予報で「大気の状態が不安定」「天気が急に変わる」「雷雨」「竜巻などの激しい突風」などの言葉が使われていたら、その日の外出は注意が必要です。

 

外出先ではナウキャストが便利です

 
気象庁では、各地の降水、雷、竜巻の状況を1時間先まで予測した分布図「ナウキャスト」を発表しています。今いる場所付近の情報をクローズアップして見ることができ、更新は5分または10分毎と細かく、ほぼリアルタイムで確認できます。

 

スマートフォンで、以下のURLから実際に使ってみましょう。(パソコンからも利用できます)

高解像度降水ナウキャスト:

https://www.jma.go.jp/jp/highresorad/

 

右上の「?」マークをクリックすると、利用方法がわかりやすく説明されています。

(パソコンの場合は「使い方」をクリックすると見ることができます)

 

高解像度降水ナウキャスト

 

今いる地域が、黄色のメッシュ部分に入っていたら、強い雨域が迫っていますので、急な大雨に注意します。更に、近づいてくる雨域に、赤い斜線や、赤いメッシュがあるときには、雷や竜巻などの強い風の危険があります。分布を動画再生することもでき、雨域が移動する方向も予測できる便利なツールです。

 

それでも急な大雨に巻き込まれたら

 
このようにナウキャストを使えば、事前に危険を察知しやすいですが、予想以上に天気の変化が早いときもあります。気づいたら黒い雲が近づいていた、そんなときは迷わず、すぐに避難をしましょう。雷の音が聞こえてきたら、そこはすでに危険な場所。しっかりとした建物の中に避難をしてください。「自分も危険な目に合うかもしれない」と少し気にかけることが、最大の事故防止になります。急な大雨に備えて、楽しいお出かけにしましょう!

 

参考URL:

急な大雨や雷・竜巻から身を守るために ~気象情報をこまめに確認する~(気象庁)

http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/tenki_chuui/tenki_chuui_p6.html

 

*写真は写真ACより

https://www.photo-ac.com/

7月 赤ちゃんの熱中症対策

7月 赤ちゃんの熱中症対策 事前に対策して楽しい夏にしましょう。

 

この時期になると、やはり気になるのは「熱中症」。特に、赤ちゃんは心配です。熱中症がどのように起こるのかを知って、子供たちの安全を守りましょう。

 

熱中症に気を付けましょう

 

「熱中症」とは何か

 

熱中症とは、体温を調整するシステムがうまく働かなくなることなどを言います。皮膚などのセンサーによって暑さを感知し、それが脳に伝わることで、人間は「今は暑い」と判断します。すると脳は、体温を下げるため、汗を出すなどの指令を出します。ところが、それも追いつかないくらい、体の深部の温度が上がると、司令塔である脳の温度が上がってしまい、システムが機能しなくなります。この状態が熱中症で、とても危険な状態ですね。

 

大人と子供の違いは?

 

子供は、汗腺がまだ小さく未発達なので、大人のように、たくさんの汗をかけません。その分、顔や胴体の血液量を増やして、熱を逃がそうとします。子供は、よく顔が真っ赤になりますよね。大人に比べると、体重に対して、体の表面積が広いため、熱を逃がしやすいのですが、逆に熱をもらいやすいということでもあり、熱中症になりやすいのです。

 

こどもの熱中症

 

赤ちゃんの熱中症を防ぐには?

 

一番気をつけたいのは、赤ちゃんを車の中に置いたまま、その場を離れないことです。クーラーが効いていたとしても、チャイルドシートは熱がこもりやすく、容易に熱中症になる可能性があります。「子供は熱をもらいやすい」ということを念頭において、こまめな水分補給、保冷剤や、濡らしたタオルを活用するなどして熱中症を防ぎましょう。
また、普段から少しずつ暑さに慣れておくことも大切です。事前に対策をして、安心して楽しい夏を過ごしましょう!

 

参考URL:

熱中症予防情報サイト(環境省)

http://www.wbgt.env.go.jp/

 

*写真は写真ACより

https://www.photo-ac.com/