ママと社会をつなげて「困った」を「楽しい」に企画もイベントもママ目線の親子カフェ

親子カフェWithCo(多摩市)

親子カフェWithCo


プロフィール

親子カフェWitnCoスタッフの皆さん
左から天津(あまつ)さん、大西さん、石川さん。子育て中のママの視点からさまざまな情報発信をしたり、WitnCoで行われるイベントなどの企画を立てています。

ママが「人や社会とつながりを持てる場所」を目指して

親子カフェWithCoはどのように誕生したのですか?

遠藤さん:運営会社である株式会社ジェネレーションは、もともとIT会社です。あるとき社員4名のうち、女性のWebデザイナーが出産に伴う産前・産後休暇と育児休業に入りました。会社としてもしばらくWebの仕事に痛手となる事がありました。
組織としては事業への影響をどうするか?という検討が必要だった一方で、個人としては女性が結婚や出産などで、生活環境や体調の変化などによって、それまでと異なる価値や判断が必要になり、男性に比べて身体的にも社会的にも変化が必要となる状況を見て。そういった女性に偏りがちな出産や子育てでの負担を、負担ではなく、新しいきっかけとして活かすかを考えた時に、思いついたのがこのカフェでした。


「こんなことやりたい!」ママ目線の楽しい企画が満載!

親子カフェWithCoとしての活動を教えてください

石川さん:活動としては、大きく二つあります。
一つ目は、ここで行っている「おしゃべり会」、「ハイハイレース」、「1才のお誕生会」です。
毎週月曜日の午前中(10:30~12:00)に行っている「おしゃべり会」は、お子様の月齢や年齢でグループを分け、初めての育児で悩んでいることを語り合ったり、相談し合ったりする場です。おしゃべり会のときは、ここを無料で開放し、お茶やお菓子を囲んで交流をとっています。
「ハイハイレース」は、毎月開催しています。おしりふきやよだれかけ、お菓子などの賞品も用意して。たまにパパもビデオ撮影で来てくれて、とても盛り上がります。ハイハイをする期間は短いので、競争するというより、その時期だけの子供の成長を楽しむことが目的ですね。
「1才のお誕生日会」では、みんなで手遊び歌を歌ったり、お誕生日にまつわる絵本の読み聞かせ、ママへのサプライズプレゼントなどをしています。


目の届く広いスペースで子供を遊ばせることができます
目の届く広いスペースで子供を遊ばせることができます

 

二つ目は、『WithCo通信』の運営です。
『WithCo通信』は、ここに来られないママたちにも情報を発信して、「悩んでいるのはあなただけじゃないよ」を伝えるポータルサイトです。子育て情報はもちろん、イベント情報やお出かけ情報など、同じ子育て中のママ目線で思い思いの記事をアップしています。

 


WithCo通信
ママ目線の身近な話題が盛りだくさんの『WithCo通信』

 

例えば、先日、多摩市より、改善が必要な塀の工事費の補助を行う「ブロック塀安全点検」という情報がありました。とても重要な情報でしたが、市のお知らせそのままでは堅い内容で、なかなか子育て中のママたちには届きにくいです。
そこで『WithCo通信』で取り上げて、「身の回りの安全を、一度確認してみましょう」と普段の言葉で呼びかけたりしました。
同様に妊娠加算といった診療費の制度改定や、妊娠の可能性のある女性に対する風疹の抗体検査と予防接種の助成などの情報を発信しています。

 

年齢の違う子供同士が遊べる
年齢の違う子供同士が遊べるのも、親子カフェならでは

 

WitnCoで開催しているイベントにはどのようなものがありますか?

石川さん:趣味の世界を楽しむものから、保険のお勉強、ニットカフェ、親子ヨガなど、さまざまです。何をするかは、おしゃべり会のアンケートに書いてもらったことを参考にすることもありますが、それこそおしゃべりのなかで「こういうのをやって!」と言われたこととか、自分たちスタッフが「こんなのあったらいいな」「子供にやらせたいな」というものを企画しています。自分たちがやりたいことは、ママたちも同じじゃない?って。


ハイハイ期の赤ちゃんも安全に遊べる工夫がいっぱい!
ハイハイ期の赤ちゃんも安全に遊べる工夫がいっぱい!


ご利用者様たちの感想などはいかがですか?

石川さん:ここはワンフロアなので、目の届くところで遊ばせておける安心感があります。それと、小さい子供を遊ばせる場って、意外と小学生が入れなかったりするんです。ここはそういった制限がないので、年の離れたきょうだいでも一緒に過ごすことができます。
WitnCoで知り合ってみたら同じマンションの人だったとか、イベントで隣の席になった人と仲良くなって、今度は2家族で外のイベントに一緒に出かけてきたりだとか、WitnCoがきっかけとなってつながりができたというお話を聞くととてもうれしいです。
飲食お持ち込みもOKですし、お弁当などの配達を頼んでいただくこともできます。おしめを含めゴミも捨てていって構わないので、電車で来た人は手ぶらで帰れるのがうれしいとおっしゃっています。


お弁当を温めたり、ポットのお湯でお茶を入れたりすることもできます
お弁当を温めたり、ポットのお湯でお茶を入れたりすることもできます


将来は、全国の子育て世代と企業をつなぐ窓口へ

最後に今後の展望をおきかせください

遠藤さん:会社としては、企業さんとのつながりを強くしていきたいと思います。企業が持っている商品やサービスを、WitnCoに遊びにくる人たちに紹介する機会を作りたい。でも、ここに来られる人には地理的にも限度がありますから、いろんな地域の同じような活動をしている組織とつながりを持って、企業がより広くサービスをアピールできる仕組みを作りたいと思っています。ゆくゆくは、子育て世代を意識して活動をする企業と、全国の子育て世代とをつなぐ窓口になれたらいいなと思っています。

石川さん:親子カフェWitnCoとしては、これからもお母さんたちがやりたいと思ったことや、お困りごとなどを解決できるようなイベントを形にしていきたいと思います。

先日、保育園・幼稚園探しの悩みを持つお母さんの意見から、「幼稚園・保育園座談会」を開催したんです。幼稚園の説明会に行くと、園の方針や園長先生の思いは分かるけれど、園生活の細かなことまではなかなか分かりませんよね。そこで、実際にその園にお子様が通っているママたちに集まってもらって各園ごとにブースをつくり、聞きたいことを何でも聞ける、という座談会を開催したんです。多摩市にも協力をしていただき、市役所からポスターなども配布していただきました。そのおかげもあって、座談会は大盛況でした。これは継続してやっていきたいと思っています。

ほかにも、マタニティを対象にした活動もしたいですね。赤ちゃんがお腹にいるときからお友達づくりができたら安心だと思います。仕事を辞めて、いきなり家庭だけに入って、周囲には知っている人がいなくて・・・と、妊婦さんも孤立しがち。妊娠したらここに来れば大丈夫だよ!ということも発信していきたいと思っています。


https://www.withco.jp/


協働に関するインタビュー内容

他の団体と協働したいとお考えですか?
YES
どのような団体と協働したいですか?
WithCoと同じようなスペース運営をしている団体(★) 企業ともつながりを持って、企業のサービスを紹介していきたい。その紹介をできる場(★)が全国にできることを目指している。
協働に対して期待したいこと、コメントなどあればお願いします。
お互いの良さをうまく引き出せる協働をやりたい。ママ目線でママの要望に沿ったことを提供していきたい。