イベントレポート

父の日イベント『パパのしゃべり場』を実施!パパたちが語り合った内容をご報告します!

2009/06/14 玉川高島屋 本館1階 グランパティオ

父の日イベント『パパのしゃべり場』

2009年6月14日(日)玉川高島屋 本館1階 グランパティオにおいて、「パパのしゃべり場」が開催されました。子育てに疑問や悩みを持つパパ同士、リラックスした雰囲気の中で語り合うことにより、疑問や悩みを共有し、まず、自分が取組めることを見つけるきっかけの場です。
当日は、0歳~10歳までのお子さんを持つパパ達20名が参加し、ワーク・ライフ・バランスの推進に力を注いでいる㈱東レ経営研究所の渥美由喜氏、小児科医師の鈴木竜洋氏も加わり、和やかなパパたちのしゃべり場となりました。ファシリテーターは、NPO法人ファザーリング・ジャパンのパパたちがつとめました。1グループ6人程度で、6グループに分かれて、それぞれ約1時間のしゃべり場を行いました。
※コメントは一部編集の上、掲載しています。

家事は分担している?または、気がついた方がやる?

「前の週と全く同じことをやっても、“やってない”と言われたり、“これはやるよ”といって1回やると、次の日やっていないと“なんでやらないの?”と言われたりすることもあります。最初から役割として分けた方がいいのかなと思いますね」というパパに対して、「うちは分担を特にしていなくて、手が空いた方がやるという感じです。でもそれぞれに得意分野があって、料理は自分がほとんどやっていますね。だから、冷蔵庫の中は自分が管理しています。でもあんまりかっちり決めてしまうと、“なんでやらなかったのか”と責任の追及になっちゃいますから、そこまでかっちり決めない方がいいと思っています。そのあたりは、それぞれの性格によるのかもしれませんね」という意見もありました。

パートナーの性格や考え方によって、わが家流の家事の仕方を見つけてみようという感じに、話しは落ち着きました。

仕事からの帰宅時間、家族との時間の確保、働き方は?

「平日は朝早く出て、夜は10時くらいに会社を出るので、子どもと会えないですね。週末はその分、子どもと遊んだり外に連れて行くようにしています。保育園に行くようになっても、朝、連れて行くとか、迎えに行くとかは絶対に難しいです。周りの人も、やっぱり奥さんに任せているのが現状。会社がさせないというわけではないけれど、仕事が山のようにあるので難しいです」と言うパパや、「家事はできる範囲でやっているつもりですが、子どもが3人いると、子育てだけでも妻はつらいと思います。結構遅く帰って部屋を開けると戦場のよう。何かやれることないかなと思って、お皿が山のように積まれていたら、どんなに遅く帰ってもそれだけはやって寝るようにしています。帰りが遅いと、夫婦間の会話がなくなっちゃいますね。帰っても子どもの世話を先にしてしまいますし」と言うパパ。

仕事からの帰宅時間、家族との時間の確保、働き方は?

「うちの会社は時代に逆行していますね。土曜日も仕事が入ることがあります。代休の制度もありますが、取れる雰囲気ではないですね。有休でさえもとりづらい雰囲気があります。仕事を変えようかと考えるくらいです」と言うパパも。会社からの帰宅時間が遅いのが、かなりのハードルになっているようです。
「徹夜で仕事をして、子どもを保育園に送りに行って、そのまま仕事に戻るという働き方をしている人もいます。子どもと接する時間がそこしかないからと。でも、それで倒れても会社は何もしてくれませんから、まわりの同じ状況の人を巻き込んで、自分たちから何からのアクションをおこさないといけないですね」と、現状を変えていきたいと訴えるパパもいました。

「私は子どもが生まれる前は仕事人間で、忙しいと月100時間以上残業していました。妻の妊娠後もそうでした。でも、子どもが生まれてから残業は減りましたね。前の年の同じ時期と比べて月10万円分くらい給料が減っていると思います。仕事の量はむしろ増えているのに。決められた時間の中で必死で働けば、やれるんだなって思いました。あと、無駄な作業をやらなくなりますね。“ここまでやれば通る”というラインを見極めて働くようになれば、無駄なものを作らないで済みますよ。早く帰るような働き方をするようになって、まわりのゆったりとした仕事ぶりに、イライラするようになりました」と、仕事を効率化して、無駄な残業をしなくなったというパパの言葉には、説得力があります。

「残業しているときは母親が時間を作ってくれていると考えるべき。自分が残業している間、子どもを見てくれているのは母親だから、母親の時間を使っているという意識を持つ必要がありますね」という意見や、「家に帰ってからの1~2時間で自分の時間を取り、育児もして妻のケアもするというのは無理ですね。会社としての働かせ方を変えるようにアクションしていかないとダメだと思います」など、ママのためにも、パパ自身のためにも、仕事と生活の時間を見直すべきという意見が出ました。

夫婦のコミュニケーション・育児への考え方のズレはどう埋めるのか?

「下の子が生まれる前は共働き。そのときは朝自分が保育所に連れて行って、夕方妻が迎えに行っていました。下の子が生まれて妻が専業主婦になりましたが、食器の片付けをしたり、たまに食事を作ったり。休みの日は子どもを連れ出して、その間に家事をやってもらうという感じでバランスが取れていた気がします。今は転職活動中で結構家にいる日が多いんですが、2人でやると楽になるかなと思ったら、逆に2人とも疲れちゃって。けんかも増えているような気がしますね」というパパや、「妻とは、育児の考え方について、けんかになることもありますね。妻の方が子どもと接する時間が長いし、子育てに関してよく考えていると思う。私は“考えが足りない、ちゃんと考えて接して欲しい”と言われることもあるんですよ。妻は自分の思う通りにやって欲しいというのがあるんでしょうね。妻にかなおうとは思わないけれども、自分なりにがんばってもダメだしされるのは、ちょっとつらいですね」というパパも。

これに対して「うちはけんかはしませんね。基本的に妻に任せているから。父親が主体的になっちゃうと、反発されるので」と言うパパや、「うちは、夫婦2人で話し合って決めています。夫婦で優柔不断だから、けんかはしないですね」と言うパパも。また、「うちは決断を求められます。妻は“私はすごく悩んでこう思う。じゃああなたはどう?”と聞かれます。でも、普段の細かい相談は、妹や親にしているよう。私に相談する前に、実家に相談しちゃって、ある程度、決めてしまってから、形式的に父親である私に結論だけ求めている感じもしますね」と、ママの作戦に乗っかっている(?)パパもいました。みなさん同じく、「日常的な会話は大切」という意識を持っているようです。

妻にどうリフレッシュしてもらうか?

パパたちは、ママにリフレッシュしてもらいたいと思っているようですが……。「平日はほとんど妻が家事育児をしているので、土日は負担を軽くしたいという気持ちが強くなっちゃうんですよ。土日はなるべく妻を休ませたいと思って、子どもを連れて出かけるようにしています。でも、妻としては家族で出かけたいと思っているときもあるので、そのあたりはきちんとお互いの気持ちを確かめ合うことも必要ですね」と言う意見や、「平日遅いので、土日は子どもを連れまわして、妻に楽をさせたいと思うんですけど、逆に妻にとってそれが疎外感になってしまうこともあるみたいなんですよ。自分としては“妻を楽にさせたい”と思っても、妻は“家族でいたい”と思っていたり……」と言う意見も。

「自分の会社では行きたくなくても行かないといけない飲み会があって、それが続くと大変です。かなり断っていますが、飲み会も毎回は断れないですから、たまに行くと“しょっちゅう飲みにいくわね”と言われて、けんかになります。週末には妻に気をつかって“買い物に行っておいで”と言うんですが、実際には行かないんですよね」と少し困っているパパもいました。ママの気分によって、一人でリフレッシュしたいときと、家族みんなで楽しみたいときがあるようです。

育休を取ったパパからは「自分は育休を1年取っていたので、1日ずっと家にいるので、話す相手がいなかった。男性よりも女性の方が人と話したい人が多いような気がするので、うわべだけの話しではなく、ママにはちょっと重い話しができる同性の相手が必要かなと思う」という意見も出ました。

保育園や学童の待機児童の問題は?

「市役所に行くと、子ども2人を保育所に入れたいと言うと、“同じ保育所に入れるのは難しいですね”と言われるんですよ。窓口でそう言われると、もう無理なんだなと思ってあきらめてしまいますね」と言うパパ。「保育所は保育に欠けるものが対象ですよね。共働きだと夫婦で何千万円も稼いでいる人の子は入れて、これから預けて働きたいお母さんは預けられないという状況があると思います」と言う意見や、「保育所の待機児童は首都圏に多く起こっている問題。ただ学童保育は地方も問題になっていますね」「保育園もそうですが、子どもの教育となると親の所得に関係なく同じように受けさせてあげたいなと思います」と言う意見もありました。

「小学校に入れない子どもはいませんから、“学童や保育園も同じなんじゃないの?”と思うんですけどね。学校に入ると席はあるのに、小学校に上がるまでは、“くじが当たった人だけが入れる”という感じになっているように思います」「パパたちが集まって、保育所がたりないという声を上げて、行動に移していくことも必要ですね。今ちょうど選挙前なので、少子について取り上げてくれればいいなと思います」という意見もありました。

パパ同士の語らいの場所があるといい?

パパ同士の語らいの場所があるといい?

「児童館などに行くと親子は多いけれど、母親ばっかりですね。父親はなかなか入りづらいですよ。それだけ役割分担が偏っているということだと思います」と言う意見や、「こういう場がもっとあるといいなとは思います。育休を取っているときに、こういう場があるともうちょっと、育児しやすかったんじゃないかと思いますね。子どもが保育所に行くようになれば、パパ友だちやママ友だちなど、少しずつ知り合いも増えるんですけどね」と言うパパ。短い時間でしたが、「パパ」という仲間で集え、話をできたことが、いい刺激となったようです。

実施後に記入頂いたアンケートにも、以下のようなコメントがありました。

  • 父親同士が話す場は本当に大切だと思った。酒も入らず子育てについてこれだけ真剣に話ができる人がいる、話ができる場があるということに勇気付けられた。
  • 色々発想のヒントをもらえた気がした。一人で抱えず、共有できる場があるとありがたい。時間をかけてもっとゆっくり話ができればもっと見えてくるものもある気がする。
  • ほかのパパもいろいろと悩んでおられることを改めて実感した。一時的な気持ちにせずに、一歩動き出すきっかけにさせていただきます。

同時開催!「父の日のプレゼント!我が家のオリジナルタンブラーづくり」

パパたちが語り合っている間、隣のスペースで、お子さんはママに手伝ってもらいながら、「父の日のプレゼント!我が家のオリジナルタンブラーづくり」に挑戦しました。

同時開催!「父の日のプレゼント!我が家のオリジナルタンブラーづくり」