イベントレポート

仕事と生活の調和を考える学生フォーラムが開催されました!(社会人・企業人事担当者も対象!仕事と生活の調和を考える学生フォーラム「私たちが変える働き方!」~学生が提言するワーク・ライフ・バランス憲章~)

2010/11/20 法政大学市ヶ谷キャンパス外濠校舎

平成22年11月20日(土)法政大学市ヶ谷キャンパスにて、子育て応援とうきょう会議と法政大学キャリアデザイン学部が協働し、「仕事と生活の調和を考える学生フォーラム」が開催されました。

フォーラムは、以下の5部構成で行われました。

  1. ワーク・ライフ・バランスに関する大学生調査の結果報告
  2. 基調講演
  3. 企業の人事担当、メンタルヘルスの専門家、社会人によるパネルディスカッション
  4. 社会人と大学生によるグループディスカッション
  5. 大学生版 ワーク・ライフ・バランス憲章の宣言

【ワーク・ライフ・バランスに関する大学生調査の結果報告】

ワーク・ライフ・バランスに関する大学生調査の結果報告

最初にキャリアデザイン学部武石ゼミ生により、アンケート調査の結果報告が行われました。アンケートでは大学生のワーク・ライフ・バランス(以下WLB)に対する意識を調査し、首都圏の大学3・4年生462人にご協力いただきました。調査結果から、大学生のWLBに対する認知度の低さ、「仕事と生活を両立したい」という希望と「仕事を優先する」という現実でギャップが生じていることがわかりました。

【基調講演】
「仕事も家庭もあきらめない:家庭・企業・社会人としてのワークライフバランス」

<講師> 株式会社東レ経営研究所 特別顧問 佐々木常夫氏

【基調講演】「仕事も家庭もあきらめない:家庭・企業・社会人としてのワークライフバランス」

佐々木氏にはご自身の経験からWLBに対する思いをお話いただきました。仕事をしながら家庭を守るという環境から、家事育児を戦略的に進めていくことが必要になり、現在のような仕事の管理術が生まれたこと、具体的な管理術について、またWLBから派生する効果についてお話いただきました。

【社会人によるパネルディスカッション】
仕事と生活を調和させる働き方

【社会人によるパネルディスカッション】仕事と生活を調和させる働き方

<社会人登壇者>
山中恵介氏 横山純子氏

<コメンテーター>
株式会社wiwiw 社長 山極清子氏
荒木労働衛生コンサルタント事務所
所長 荒木葉子氏

<コーディネーター>
武石恵美子教授

実際に仕事と育児や学業を両立している社会人の方々に、どのように両立させているのかをお話いただき、企業の人事担当者、メンタルヘルスの専門家からは、それぞれの立場からWLBの意義を話していただきました。

社会人の方々は、仕事はタイムマネジメントをしっかりすること、また自分の状況を理解してもらうために周囲に進捗状況を知らせることなど、普段意識していることを話してくださいました。

またWLB実現に向け、メンタルヘルスの専門家からは、限られた時間の中で仕事と生活のバランスをどう取るか考えることや、仕事のことと同時に今後の人生をどう過ごしたいか考えることの必要性について、また人事担当者からは、企業に対して実際に行った働きかけ、施策についてお話いただきました。

【グループディスカッション】

グループディスカッション

ディスカッションは10グループに分かれ、各グループに仕事と生活を両立している社会人1名に参加していただきました。始めにご自身の体験を語っていただき、続いてそれについて学生から質問を受ける形式で進められました。またディスカッションのファシリテーターとして、情報産業労働組合連合会の方々にご協力いただきました。

学業グループについて、大学院に通う社会人は、得た知識を会社や仕事に還元したい、とお話されました。育児グループでは、職場内に限らず夫婦間のコミュニケーションも大事であり、周囲の人と相談しながら先を考え柔軟に対応していくのが良いのでは、というアドバイスがありました。ボランティア活動・趣味グループでは、趣味を充実させると頭を切り替えやすく、仕事も生活も楽しむことができるというお話がありました。また、全グループに共通していた意見は、まずは何をやりたいのか自分自身でビジョンを明確に持つことが大事ということでした。

ディスカッションに参加した学生は、社会人の方々に不安な気持ちや疑問をぶつけることで、新たな発見や前向きな気持ちを得たようでした。

【大学生版 ワーク・ライフ・バランス憲章~大学生の宣言と社会への提言~】

大学生版 ワーク・ライフ・バランス憲章~大学生の宣言と社会への提言~

フォーラムの最後には、武石ゼミの学生が「大学生版 ワーク・ライフ・バランス憲章」を宣言し、大学生がやるべきこと、社会人になってからやるべきこと、大学生が社会に求めることを提言しました。後日こちらの憲章は、ゼミ生により内閣府の岡崎少子化担当大臣(当時)に手渡され、大臣からも温かいエールをいただきました。

法政大学キャリアデザイン学部レポートページ

http://www.hosei.ac.jp/careerdesign/news/shosai/news_2202.html

【仕事と生活の調和を考える学生フォーラム報告書】