イベントレポート

第1回 子育て応援とうきょう会議フューチャーセッション(「コドモがまん中」のTOKYOを考えよう。第1回子育て応援とうきょう会議フューチャーセッション)

2013/06/06 都庁第一本庁舎25階103会議室

6月6日(木)、第一本庁舎25階103会議室で「『コドモがまん中』のTOKYOを考えよう。第1回子育て応援とうきょう会議フューチャーセッション」を開催しました。
当日は、㈱フューチャーセッションズの野村氏をファシリテーターとして招き、72名の企業、NPO等団体、自治体が参加しました。

受付(導入)

*今の自分にとって真ん中は何か 画用紙付箋に記入

第1回 子育て応援とうきょう会議フューチャーセッション

チェックイン

3人でグループを作って、画用紙に描いた「自分の真ん中にあるもの」をもとに自己紹介からスタート。それぞれのグループで話された内容を、全体でシェア。遊び、家族、自分自身、妻、子供など、それぞれ個性的な「自分の真ん中」が語られた。

<グループ発表(抜粋)>

*「ハート」が真ん中。想いは大切。言葉にしにくいが、みんなにどうわかる言葉にして社会に伝えていくかは子どもの育ちを考える上で必要。
*「息子」「家族」「かみさん」が真ん中。自分は子どもが大きいので、子どもが小さい話を聞いて昔を思い出せてよかった。

フィッシュボウル

会場の中心には、ゲストスピーカー3名のほか、語りたい人が自由に座っていい席が2つ用意されている。ゲストスピーカー3名の問題提起からスタートし、4名のジャンプインによる対話があった。

第1回 子育て応援とうきょう会議フューチャーセッション
  • 嶋村さん(『TOKYO PLAY』代表)
    *「遊ぶ」ということが真ん中にあると考えている。
    *有楽町地下広場やママフェスでアンケートを取った。「子どもにとって遊びは大切と思うか」は「思う」が100%の回答だったが、「遊ぶことが大切にされていると思うか」は「思っていない」が72%だった。このギャップは何か。遊びが大切だという事実は認識していても、具体的にどうすれば大切にできるのかわかっていないのではないか。
  • 小野さん(和光堂)
    のびのびが真ん中と考えている。余裕を持って子どもと接することが真ん中。
    *子どもだけになってしまうと大変。親のイライラが子どもに伝わってしまう。ベビーフードを販売しているが、離乳食づくりで母親の悩みや負担を軽減している。食を通じて楽しさや感動を伝えていきたい。子どもが成長していく上で大切なことと考えている。
  • 中野(東京都)
    少子化対策、虐待予防に関する仕事をしている。
    *親の虐待が問題化している。施設に入れたいが親が拒否した場合、家庭裁判所に申し立てをして引き離すようなことも起きている。専門家を交えて審議会で検討している。
    *親がいらっとしてしまう、精神的・経済的に余裕がないことから虐待してしまうのではないか。結婚離婚を繰り返してしまうことは子どもに影響はないのか。こども中心でなく、自分中心になっているのではないか。
  • 参加者
    トワイライト事業をやっている。働く親にとってはよい事業だが、子どもにとっては学校・学童・トワイライトと続いて朝から最高10時まで家に帰れない環境。これは子どもにとっていい環境なのだろうか。

グループづくり

同じ色と形の画用紙付箋を持っている5名前後でグループをつくり、ビジョンを具体化した。フィッシュボウルを経てどんなことを感じたか、自分はどんなコドモが真ん中をつくりたいのか、シェアしあった。

プロトタイピング

「コドモがまん中」のTOKYOとはどんな状態なのか、模造紙に絵を描いていった。また、理想の「コドモがまん中」のTOKYOになると、社会にどんないい影響があるのかを整理し、タイトルをつけた。じっくり議論するグループもあれば、ホワイトボードを使って整理していくグループ、早々に床に座り込んで模造紙に向かうグループもあった。

第1回 子育て応援とうきょう会議フューチャーセッション

プレゼンテーション

全員で輪になって、作品を囲み、全チームがそれぞれ60秒でプレゼンテーションを行った。

第1回 子育て応援とうきょう会議フューチャーセッション
<グループ発表の概要>

子どもを真ん中に人々が囲んでいる。子どもは次世代、子育てを楽しむにはどうしたらいいか。喜怒哀楽のあるいろいろな人たちに囲まれて子育てできるとよい。
*子どもが中心。近くにいる親が子どもとの関係をキチンとつくれるか、ただ親も狭い価値観の中で閉じてしまわないよう、専門家が入ったりできるとよい。ハード面を含む自然・まちとの関わりも重要だが、多様な親や子どもがいて、それぞれが自己表現できる場があるとよい。
*子どもを真ん中にいろいろな人がいる。特に子どもと一緒に働ける環境が重要、子どもが一緒に職場にいることによって、子どもにとってはいろいろな大人がいることがわかる。大人にとっても子どもがいることで安心できる。地域にはいろいろなおせっかいな人がいる。サブコミュニティ、大人にも子どもにもいい、そんなサードプレイスも必要。最後に必要なのは「」。

<各グループのプレゼンテーションを受けての野村氏の総括>

*一つは、多様性の話がたくさん出てきた。 *もう一つは、こどもがと言うが、実は大人が繋がっていないという話。こどもを中心に置き換えることによって、大人の繋がりを生めるのではないか。
*さらに余白というキーワード。大人が描きすぎない。こどもがやりたいようになど。余白があって、多様性を許容できる場所を作るアイデアに溢れていたように思う。誰がやるんだと押しつけ合ってもうまくいかない。みなさんがそれぞれ一歩を踏み出すことで、いい社会になるのではないか。
*みんなが一歩ずつでも前に進むと言い社会、東京になるのでは。今日のセッションで明るい希望が見えた。
*つい身内で固まりがちだが、外の人と話していくことが必要で、その外の人とどう話すきっかけをつくっていくか、その第一歩だったように思う。

チェックアウト

最後に、近い人2~3人同士で今回のフューチャーセッションで得た気づきをシェアしあい、チェックアウトした。

第1回 子育て応援とうきょう会議フューチャーセッション