イベントレポート

子供未来とうきょうメッセ2014

2014/02/11 東京国際フォーラム(地下2階展示ホール1)

2014年2月11日(火・祝)10:00~17:00、東京国際フォーラム(地下2階展示ホール1)にて、「子供未来とうきょうメッセ2014」を開催しました。

今年で4度目の開催となる当イベント。子供や子育て家庭を支援している企業・NPO・自治体それぞれの取組み事例や協働事例を紹介する展示ブースやセミナースペースのほか、親子で楽しめるワークショップやキッズスペースが並びました。メインステージではキャラクターショーや元杉並区和田中学校校長の藤原和博氏による講演、パパ芸人たちの子育て座談会などが行われ、会場入り口前には入場時間前からたくさんの親子が集結!たくさんの方々が来場し、大盛況となりました。

子供未来とうきょうメッセ2014

メインステージ

午前と午後の2回行われた『それいけ!アンパンマン ショー』は整理券がすべてなくなるほどの盛況ぶり! 藤原和博氏の講演では、多くの親が熱心に聞き入っていました。また、お笑い芸人のロンドンブーツ1号2号 田村 亮さん、ペナルティ ヒデさん、(特非)ファザーリング・ジャパン代表の吉田大樹さんによる座談会には幼い子をもつママやパパたちが興味津々。会場も巻き込んでのトークが盛り上がりました。

それいけ!アンパンマン ショー開催!

アンパンマン、メロンパンナ、ばいきんまん、ドキンちゃんなどが登場。しらたまさんが企画したダンスショーに向けて、メロンパンナたちはダンスレッスンに励みます。ラストはロールパンナも駆けつけて、みんなで華麗なダンスを披露!会場の子供たちもパパママたちも手拍子で応援しながら、ノリノリで参加していました。

それいけ!アンパンマン ショー開催!
今を生きる子供たちに求められるのは「情報編集力」
― 藤原和博氏からのメッセージ ―

東京都初の民間人校長として杉並区和田中学校の校長を2003年から5年間務めた藤原和博氏による基調講演『今大切にしたいナナメの関係~地域ぐるみで育てるこどもたち~』が開催されました。
3児の父でもある藤原氏は自分自身の体験も振り返りながら、親と子、教師と生徒のタテの関係は、子供に「早く・ちゃんと・いい子に」を求めてしまいがちと言います。でも、それでは自己肯定感が育ちにくく、子供の伸びしろは広がりません。そこで必要なのが親戚や近所のお兄さん・お姉さんなどナナメの関係。「家だって柱だけより筋交いが多いほど揺れに強い」の例えを交えながら、子供はナナメの関係に支えられたり、なぐさめられたりしながら、たくましく成長できるという話に、客席ではうなずきながら聞き入る姿も見られました。 また、20世紀の成長社会では「情報処理力」が重視されましたが、多様な価値観が共存する21世紀の成熟社会で求められるのは「情報編集力」。さまざまな意見をつなげて状況に応じた答えを導き出す力を鍛えることが、今の教育では重要と語る藤原氏。途中、会場内の初対面同士が意見を交換するワークなども取り入れながら、柔軟な発想の大切さや他者とつながることの楽しさ・難しさを身をもって実感できる講演会でした。

今を生きる子供たちに求められるのは「情報編集力」
パパだって、もっともっと育児を楽しみたい!
― イクメンパパたちの座談会 ―

お笑い芸人のロンドンブーツ1号2 田村 亮さん、ペナルティ ヒデさん、(特非)ファザーリング・ジャパン代表の吉田大樹さんによる座談会『皆でトーク!こんなとき、どうしてる?子育てのあるある座談会』が開催されました。
トークテーマは、(1)子育て中のイライラどんな風に解決する?(2)子どものしつけどうしてる?(3)子どもの個性どんな風にのばす?の3本。 会場には子連れの若いパパママが集まり、3人のトークに興味津々。「わが子が初めて立ち上がる瞬間や歩き出す瞬間に立ち会いたいよね~」「でも、お父さんって基本、家にいないから見逃すことが多くて悔しいよね」といった話題に「あるある」と共感するパパも多かったようです。 亮さんからの「何か、質問な~い? なんでもいいよ」の気さくな声かけに、会場は一気にリラックスムードに。「こんなとき、叱っていいのかな?」など新米パパの質問に、自分たちの経験を交えながら答えるステージ上の3人。和やかな雰囲気の中、会場のパパママみんなが参加できる座談会となりました。

パパだって、もっともっと育児を楽しみたい!

セミナースペース

いざという時に我が子を守る応急手当

東京都福祉保健局が開催したセミナー『知って安心! 子供のための応急手当講座』には、たくさんのパパママ、そしておじいちゃん・おばあちゃんも参加しました。子供の死因の第2位は転落や誤飲などの不慮の事故とあって、参加者の皆さんは真剣な表情で講師の話に耳を傾けていました。続いて、子供の人形を用いた心肺蘇生法、AED、異物除去の応急手当てを体験することに。参加者からは「心肺蘇生法を実際にやってみて、思っていたよりも強く子供の胸を押さないといけなんだな、とわかった」「AEDに触れる機会がなかったので、参加してよかった」などの感想が。実際に体験してみることで、いざという時の心構えができたようです。

いざという時に我が子を守る応急手当

ワークショップスペース

憧れのお仕事を体験しちゃおう!

女の子たちに人気だったのが、夢★らくざプロジェクトの『おしごとなりきり道場』。夢★らくざプロジェクトは、子供たちにさまざまなお仕事体験を提供することで次世代への「夢★デザイン」を応援するプロジェクト。各地のイベントでお仕事のプロによる子供向け講座を開催しています。今回開催したメークアップアーティスト体験では、メイク道具の使い方を教えてもらいながら、イラストの顔にメイクをほどこす内容。出来上がったメイクに満足そうな子供たちの表情が印象的でした。
お隣のスペースでは東日本旅客鉄道㈱が、親子制作教室を開催。駅や電車でのマナーを学んだ後は、駅員制帽のサンバイザーを作りました。完成した制帽をかぶった子供たちは、まるでちびっこ車掌さん。電車好きの子供たちに大人気でした。

憧れのお仕事を体験しちゃおう! 憧れのお仕事を体験しちゃおう!

展示スペース

野外で思いっきり遊ぶ! 冒険遊び場
野外で思いっきり遊ぶ! 冒険遊び場

(特非)日本冒険遊び場づくり協会のブースでは、冒険遊び場の紹介をしていました。冒険遊び場とは、子供が主役の野外の遊び場。地面を掘ってダムを作ったり、木の上に秘密基地を作ったり、火をおこしてお芋を焼いたり……やりたい遊びを子供自身が創り出して、思いっきり遊べる場です。近年、こうした冒険遊び場づくりが日本の各地で展開されています。自然に触れたり、子供同士が群れて遊ぶ機会が減っている時代だからこそ、こうした動きはますます広がりそうですね。

子連れの外食をもっと楽しく・安心に

東京こども星★レストラン(㈱ai)は、子供と一緒に行けるカフェ・レストランの紹介サイトを運営しています。ブースではサイトの紹介だけでなく、子供用テーブルウエアなどのおすすめ育児アイテムも展示していました。

子連れの外食をもっと楽しく・安心に
年齢を問わず遊べる! 魔法の板
年齢を問わず遊べる! 魔法の板

(有)アイ・ピー・エスのブースでは、フランス生まれの造形ブロック「KAPLA」を紹介していました。一見、何の変哲もない板ですが、吸いつくような材質の「フランス海岸松」から生まれたブロックは、幼児でも簡単に高く積み上げることができます。ブース内に置かれたブロックを積み上げては壊す子供たち。スタッフの方は「壊すことも遊びです。崩れるときの音も心地よい音になるよう、こだわっているんですよ」と話していました。キッズスペースでも「KAPLA」を使った遊び場を提供していました。

父親であることを楽しもう!

「ファザーリング」とは「父親であることを楽しむ生き方」。「よい父親」にとらわれず「笑っている父親」を目指すことで、パパ自身だけでなくママも子供も幸せになれる、ひいてはそれが企業の意識改革や社会不安の解消、次世代の育成につながるという信念で活動しているのが、(特非)ファザーリング・ジャパンです。ブースでは、ファザーリングの啓蒙とともに団体が行っている活動を紹介していました。また、ブース前で行ったパパたちによるバルーンアートや絵本ライブは、子供たちに大盛況でした。

父親であることを楽しもう!

来場者インタビュー

来場者インタビュー

東久留米市 久保さんファミリー パパ、男の子(5才) 「1才の子供もいるので、いつも土日は妻と下の子が留守番で、長男は僕と過ごす日にしています。今日のイベントはファミリー向けイベントを紹介するサイトで知りました。子供が参加できるワークショップが多いのがよかったです」(パパ)「帽子作りが楽しかったよ!」(男の子)

来場者インタビュー

板橋区 小宮山さんファミリー パパ、ママ、男の子(6カ月) 「子供のための応急手当講座に参加しました。心肺蘇生など、実際にやってみないとわからないから、今日は体験できてよかったです」(パパ)「児童館に置いてあったチラシでこのイベントを知りました。子育てに関する情報がいろいろ手に入ったのが、よかったです」(ママ)

来場者インタビュー

目黒区 優美子ママファミリー ママ、男の子(8才)、男の子(4才)、女の子(3才) 「幼稚園に置いてあったチラシでこのイベントを知りました。キッズスペースで体を使って遊べたのが、子供たちは楽しかったみたいです」(ママ)「工作がおもしろかった!」(8才男の子)

来場者インタビュー

荒川区 森さんファミリー パパ、ママ、女の子(5才) 「このイベントはインターネットで知りました。キラキラメガネの工作が親子で楽しめました」(ママ)「(メイクアップアーティスト体験に参加したので)メイクが楽しかった♪」(女の子)

出展団体(NPO法人) 「団体間の関係を拡げるきっかけとしてとても有意義でした」