イベントレポート

とうきょうOSEKKAIカフェ@多摩センター開催レポート(モデル事業「とうきょうOSEKKAIカフェ」)

2014/10/20 三軒茶屋・銀座・国立・多摩センター

東京都内で乳幼児の子育てに奮闘するママやパパ対象に、子育て中の不安や悩みをやわらげ、仕事と子育ての両立のヒントにつながるような講座をまるで“カフェ”のような居心地のよい雰囲気の中で行う「とうきょうOSEKKAIカフェ」。 2014年10月から、三軒茶屋、銀座、国立、多摩センターと都内4つの会場で月に1回ずつ開催され、毎回たくさんの参加者でにぎわいました(レポート記事はコチラ)。そして2015年2月27日(金)、多摩センターで最終回となる「OSEKKAIカフェ」が開催されました。「助産師さんに聞く!心がけたい子育てのポイント」の講座と「みんなで語ろう!子育ておしゃべりカフェ@多摩」の2部構成で大いに盛り上がった当日の様子をレポートします。

育児にも仕事にも大切な3つの“あ”とは

「とうきょうOSEKKAIカフェ」最終回の会場は、多摩センター駅より徒歩で約5分のところにある「ココリア多摩センター」5階の「おしごとカフェ キャリア・マムホール」。第一部の講座のテーマは「助産師さんに聞く!心がけたい子育てのポイント」で、講師は助産師の後藤喜美子さんです。助産師の仕事をしながら3人の男の子を育てあげ、定年を機に一度は仕事から離れましたが、「『子育てしながら社会参加もしていきたい』と考える現役ママ達の役に立ちたい」と、自身のこれまでの知識や経験を伝える活動を始めました。講座では、そんな後藤さんから、育児にも仕事にも大切な、3つの“あ”を教えてもらいました。

3つの“あ”とは、「あせらない」「あわてない」「あきらめない」。

「初めての育児は慣れないことも多いでしょうし、いろいろ悩むこともあると思いますが、赤ちゃんは、生まれながらに自ら育つ力を持っています。あせらず、あわてず、赤ちゃんとの生活を楽しみましょう。また、赤ちゃんが泣くのは『おなかがすいた〜』『おしりが気持ちわるい〜』など、ママやパパへのサイン。だっこしたり、お世話しながらあきらめずに向き合ってくださいね。そして、自分らしく社会参加する方法を、あせらず、あわてず、あきらめずに探しましょう」の言葉に、参加ママ&パパ達は大きくうなずいていました。

いちばん大切なのはママの健康。検診をしっかり受けよう

また、日々子育てに追われていると目先のことだけに目がいってしまいがちですが、「今は毎日大変でも『この子もいつかは大人になるんだ』と、わが子の大人への成長をイメージしながら親自身も育っていきたいですね」と、アドバイスをいただきました。さらに、「ママは子供やパパを優先させて自分の体はほったらかしにしてしまいがち」と、後藤さん。「家族が安心して暮らしていくためにはママの健康がいちばん大切です。健康診断はもちろん乳がん、子宮がんなどの婦人科検診も定期的に受けましょう」と、月に1回の乳がん自己チェック法も教えていただきました。

いちばん大切なのはママの健康。検診をしっかり受けよう

子どもとはできるだけポジティブストロークでかかわろう

第2部は、NPO法人【仕事と子育て】カウンセラーの別府明子先生をファシリテーターにむかえ、「みんなで語ろう! 子育ておしゃべりカフェ@多摩」の時間です。ランチタイムと重なり、カフェ特製のカレーセットを食べながらの楽しいひととき。「人生はたくさんの人との出会いから成り立つもの。皆さんのように、自ら人の集まるところに出ていくことは、幸せの基本です」と、別府先生。「大人も子供も、自分の言動を肯定されたりほめられたりすると元気が出ますよね。これをポジティブストロークといいますが、子供とはできるかぎりポジティブストロークで関わり、心のエネルギーをたっぷり蓄えてあげましょう」と、エールをいただきました。

子どもとはできるだけポジティブストロークでかかわろう

参加者の良い所を見つけてほめあう“ほめトーク”

その後は皆でグループワーク。参加者が一人ずつ、最近「いいね!」と思った出来事を話し、それを皆で共有していきます。

「料理上手なママに子供のお弁当の作り方を教えてもらってためになりました」「保育園の卒業文集委員になり、子供の成長を改めて振り返ることができました」「子供に手づくりの肉まんをつくったら喜んでくれました」など、素敵なエピソードが次々と披露され、会場全体がほんわか温かい雰囲気に。 最後は参加者全員が、他の参加者一人ひとりの良い所を見つけてそれをほめ合う“ほめトーク”!。「メイクが上手で素敵なママだと思いました」「落ち着いた雰囲気で、何でも話したくなりそうな方ですね」「お子さんへの接し方が自然でいいなと思いました」など、皆さんお互いの率直に述べ合いながら、それぞれのコメントにうなずいたり、はにかんだり……。「たくさんほめてもらってうれしい!」と、笑顔があふれていました。

参加者の良い所を見つけてほめあう“ほめトーク”

さまざまな価値観にふれることができた充実のひととき

楽しい時間はあっという間に過ぎ、約2時間にわたる「とうきょうOSEKKAIカフェ」は終了。「主人がネットで調べてくれてこの会を知り、友達を誘って参加しました。第一部の育児講座がとてもためになり、『ママも健診に行きましょう』という先生の言葉が心に残っています」(1歳児のママ)、「違う場所でのカフェも合わせて3回目の参加です。最後の“ほめトーク”が面白かったですね。皆さんのさまざまな価値観がわかり新しい発見ができました。もっと話してみたいと思える方ばかりで楽しかったです」(6歳児・1歳児のママ)、「4歳の男の子の育児中です。まだまだ甘えてきますが、先生の話を聞きこんな時期も今だけなんだと実感しました。これからも、子供はもちろん妻にも愛情をもって接していきたいと思います」(4歳児のパパ)など、参加ママ&パパ達から聞かれる大満足の声、声。終了後も別れをなごり惜しむ皆さんの姿が印象的でした。

さまざまな価値観にふれることができた充実のひととき