いよいよ夏本番! 太陽の日差しが強くなり、水遊びや魚とりが楽しくなる季節になりました。それにともない増加するのが水の事故。水辺で楽しく遊ぶには、どのようなことに気をつければよいのでしょうか。
水の事故はどのようなときに起こるの?
水の事故は20代が最も多く、次いで9歳以下の子供が多くなっています。事故が起こりやすい場所は河川やプールですが、浅い子供用のビニールプールで危険にさらされることもあるようです。
公園の噴水や小川など、身近であっても水のある場所では注意が必要です。すべりやすい水辺でバランスを崩し突然水の中に落ちると、パニックをおこすこともあるそう。水深が浅い所でもおぼれることを心に留めておきたいですね。
水の事故は、どうやって予防する?
子供に起こりがちな水の事故は、どのように予防すればよいのでしょうか。次の3つのことに注意してみてください。
- 子供から目を離さない
ほんの数分の間でも、目を離したすきに事故が起こることがあります。必ず大人の目が届くところで遊ばせましょう。 - 天候不良が予測されるときは、レジャーを中止する
せっかく河川やプールに来たからと、天気が荒れているのにも関わらず遊び始めるのは危険です。遊ぶのは安全が確保できてから。 - 海や川では、ライフジャケットなどを着用する
どんなレジャーでも100%安全ということはありません。万全の態勢を整え事故の防止に努めましょう。
遊びの合間の休憩も大切!
遊びを見守るのも大切ですが、しっかりと休憩をとらせることも重要です。定期的に水辺から上がり、水をよくふき取って日陰で休ませましょう。このとき、気分が高まって疲れすぎていないか、身体に異変はないか子供の様子をよくチェックしてみてください。また、遠くに行ったり飛び込んだりしないようルールを決めて言い聞かせておくことも大切です。
水遊びはのびのびと身体を動かせる良い機会。きちんと安全を確認して、思い切り遊ばせてあげたいですね。
参考URL;
東京都消防庁HP 河川やプール等での水の事故を防止しよう
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/camp/2018/201807/camp2.html#001
*写真は写真ACより
https://www.photo-ac.com/