一気に普及したスマートフォン(以下スマホ)。子供が使うとき、保護者はどのようなことに注意すればよいのでしょうか。今やなくてはならないツールになったインターネットの適切な利用方法をご紹介します。
小学生の約半分が使っている?!現代のスマホ事情
皆さんは子供がスマホや携帯電話をどのような目的で利用しているか把握していますか?
内閣府の「平成28年度 青少年のインターネット利用環境実態調査」によると、小学生の約半分が、ゲームや動画を見るためにスマホや携帯電話を利用しているようです。また、連絡やコミュニケーションツールとしての利用も増えています。
インターネットに潜む危険を知っていますか?
現代の生活においてインターネットは、なくてはならないもの。インターネットには役立つ情報がたくさんある中で、子供に害を与えるものも混在しています。子供がメールやインターネット掲示板、SNSを利用するときに多いのが次のようなトラブルです。
・書き込みやメールを利用したいじめ
・SNSなどでの個人情報の流出
・SNSて知り合った人からの誘いによる性的被害
・無料ゲームサイトで気づかずに有料のアイテムを購入してしまうこと
その他、暴力的な表現やアダルト画像といった子供に悪影響を及ぼすサイトも多く存在します。
子供を守るために保護者ができる3つのポイント
では子供をインターネットの危険から守るために、保護者ができることは何でしょうか。次の3つのポイントを抑えましょう。
①適切なインターネットの利用を促す
・緊急連絡や調べものなど、何のために使うのか目的をはっきりさせておく
・子供本人に危機意識を持たせる
②家族で話し合ってルールを作る
・名前や顔写真、学校名などを書き込まない
・利用時間や利用場所を決める
ルールは年齢に合わせて都度改定していくようにしましょう。
③有害情報へのアクセスを制限するセキュリティ機能「フィルタリング」の活用
・スマホや携帯電話購入時に子供が使うことを販売店に伝え、フィルタリングの設定をしておく
安全に使えば便利なツールであるスマホや携帯電話。最初のうちは保護者が見守りながら、インターネットのマナーや知識を教えていけるといいですね。
参考URL;
政府広報オンライン「ネットの危険からお子様を守るために、保護者ができる3つのポイント」
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201303/3.html
*写真は写真ACより
https://www.photo-ac.com/