とうきょう子育てスイッチ 体験レポート

子育て当事者に、より使いやすく!より役立つ情報を!

子育て支援団体・施設へ体験に行き、リアルな情報を発信します。


池袋防災館で防災について学び、体験しよう!

池袋防災館は、池袋駅西口から徒歩5分のところにあります。

池袋防災館


防災体験は4階で受付をしています。(この日はイベント用の受付でした)
貴重品以外の荷物は無料のロッカーへ預けられますよ!

防災体験は4階で受付


いざとなった時使えますか?AED。救命救急を体験!

まずはAEDを使った救命救急の体験から。
一般の人がAEDを使って救命したニュースを見ることもありますが、自分もそのような状況になったときに対応できるように、AEDの使い方を学びます。

意識のない人を発見したら、大きな声と身振りで「誰か来てください!!」と叫びます。
そして来てくれた人に、「あなたは救急車を呼んでください。あなたはAEDを持ってきてください。」と指示。
最初は恥ずかしいのですが、大きな声を出すことが大切です。

AEDを使った救命救急の体験


「大丈夫ですか?分かりますか?」と、大きな声で話しかけ、肩をたたきながら反応を見ます。

AEDの様子


AEDと救急車が到着するまで心臓マッサージを行います。
かなり早いスピードでグッ、グッ、グッと押さないといけないため、とても大変そう。
最初は力が足りませんでしたが、数回繰り返してやっと合格点。

ポイントは「早く、強く、絶え間なく、肘は曲げずに伸ばして上半身の体重をかけ、垂直に胸が5cm沈むように圧迫する」だそうです。

心臓マッサージをする様子


AEDを持ってきた人に、「あなたはAEDが使えますか?」と聞きます。
使えればその人にAEDの操作をお願いします。
もしAEDの操作ができないようであれば、「私の前(反対側)に来て、1、2、3で心臓マッサージを代わってください」と伝え、AEDを自分で操作します。
AEDの音声に従い、図の通りにパッドを貼っていきます。

AEDを操作する様子


AEDが自動で電気ショックが必要か判断し、必要な場合は、「電気ショックが必要です。体から離れて下さい」とガイドが流れます。
そして自分も大きな声で「離れて下さい!」と、周囲の人に身振りを交えて伝えます。
電気ショックのボタンを押すと電気ショックが起こり、心電図を測ります。

AEDが自動で電気ショックが必要か判断


「胸骨圧迫を行ってください」とAEDが言ったら、再び心臓マッサージを行います。
正常な心電図に戻るまで、AEDは心電図の測定→電気ショックの指示→胸骨圧迫の指示を繰り返します。
救急車が到着するまでは平均7分。人の生死が決まるのかもしれない重要な7分です!

AEDの操作に従って救助


最後に、救急車が到着するまでの救命の大切さについてお話がありました。
また、救命措置を行う場合は必ず自分の安全を確保しないと、更なる事故につながってしまうので注意が必要とのこと。

救命の大切さについてお話


救急体験の対象は小学校4年生以上。
第三日曜日は、プレパパママと、1歳未満の赤ちゃんがいるパパママ対象に、赤ちゃんが誤飲した場合の処置の方法などを学べます。
日常で起こる事故に落ち着いて対応できるように、ぜひ受講しましょう!

火事について学ぼう!消火・煙体験

次は5階に移動し、消火体験。
体験の前に火事の怖さや、周りに知らせることの大切さの説明を受けます。

消火器には消火液や粉末が入っていて、消火器についているマークによって消火の対象が異なるそうです。
「白=一般の火災」「青=電気」「黄色=油」。

説明を聞いている様子はみんな真剣そのもの。

消火体験の説明


そしていよいよ消火体験!
スクリーンに“火災発見!”と出たら、「火事だー!」
大きな声で周りに知らせます。スクリーンに火事の映像が映し出されるので、消火器で消火していきます。
消火器を持って気がついたのは、“重い”。実際に体験して、初めて知ることができました。

消火体験


消火器の体験が終わった後は、モニターを見ながらみんなでフィードバック。
この日は「消火器を使う姿勢や早さも素晴らしい!よくできていました!」と、褒められました。

モニターを見ながらみんなでフィードバック


そして、119番通報のしくみを映像で確認。
通報するときは、落ち着いて、ゆっくりはっきり正確に住所を伝えることが大切なんだそうです。

119番通報のしくみを映像で確認


消火体験の対象は小学校3年生以上。
小学校2年生以下は、周囲に火事を知らせることが優先です。

消火体験の後は、火災現場の煙から避難する体験。
体験用の煙は食品添加物で作られているので安全です。
しっかりと口を塞ぎ、前の人に続いて姿勢を低くして避難します。

このように真っ暗なので、避難するときは壁を手でつたいながら進みます。
実際は床にガラスなどが落ちていて危険な場合もあります。

火災現場の煙から避難する体験


火災現場から避難するときのポイントは「おかしも」。
「押さない」、「かけない(走ってケガをしないように)」、「しゃべらない」、「戻らない」です。
避難するときは自分勝手な行動をしないことが大切です。

地震のメカニズムについて学ぶ、地震体験

最後は地震の体験。まずは防災について考えます。
電気やガス、水道などの元栓を閉める、ブレーカーを切る、飛散防止フィルムを張るなど、普段からできることを改めて学びました。

地震の体験


次にプレートのずれによる地震、地震によって引き起こされる津波のことなど、地震の仕組みについてのアニメーションを流してくれました。子どもにもわかりやすい内容です。

地震の仕組みについてのアニメーション


そしていよいよ地震体験!
震度7(小学生までは震度6以下)です。

想像以上の揺れ・・・!しっかりつかまっていても、体がグラグラします。
机の脚の上側を持つと安定することがわかりました。家具の配置や固定の大切さを実感!

震度7の地震体験


地震体験の対象は3歳以上です。
地震が多いので、少なくとも一度は親子で体験しておきたいですね。

学び続けることが大切

体験が全て終ると、カードを貰えます。
体験する度に違うカードが貰え、5枚集めると修了証とカードホルダーのプレゼントがあるそうです。
池袋だけでなく、本所、立川の防災館のカードでもいいそうですよ。

5枚集めると修了証とカードホルダーのプレゼント


防災館の無料の冊子には記念スタンプが押せる箇所があります。
防災体験が終了したら、スタンプを押しましょう!どんなスタンプかは、押してみてのお楽しみ!

防災館の無料の冊子には記念スタンプ


防災に関するグッズなどを販売しているコーナーがあります。
我が家は、防災館の人おすすめの「東京防災」という本を購入しました。
防災に関する知識がぎゅっと詰め込まれています。

防災に関するグッズなどを販売しているコーナー


防災館は都内に池袋のほか、本所・立川にもあります。本所では風水害の防災についても体験できるそうです。
一度体験したらおしまいではなく、防災について日頃から考え、学ぶことが大切ですね!

体験して初めて気がつくことがある

娘は実際に体験してみて、大きな声を出して助けを呼ぶことすらも難しいということがわかったようです。学校でも避難訓練はありますが、実際に救急体験や消火器、地震の体験をすることでより身近に感じることができたのではないでしょうか。家に買って帰った災害の本も、真剣に読んでいました。
「災害に遭ったとき自分に何ができるか」を学ぶきっかけになったと思います。

私も一緒に体験しましたが、思った以上に体は反応しないし、思った以上に大きな声も出ませんでした。大きな声で助けを呼ぶ・周囲に知らせる練習をしておくことの必要性を感じました。いざとなったときに自分や家族、周囲の人を守るために、体験を通して学ぶことは大切です。今回は、親子で改めて防災について考える良い機会となりました。まだ行ったことがない人は、親子で学びに行きましょう!

「東京消防庁 池袋防災館」

池袋防災館は、都心で学ぶ「防災の体験学習ゾーン」です。皆さんの安全な暮らしを目指し、楽しみながら地震の揺れの体験、初期消火や応急救護、火災の煙からの避難要領など、防災に関する知識や技術を指導いたします。防災教育は年齢に関係ありません。「自助」として、自らの命は自らが守ることが大切です。また「共助」として、家族や地域のための防災行動力は重要です。いざという時に備えて、ご家族やお友だち同士で体験されてみてはいかがでしょう。


住所:東京都豊島区西池袋2丁目37番8号

HP: http://www.tfd.metro.tokyo.jp/hp-ikbskan/