とうきょう子育てスイッチ 体験レポート

子育て当事者に、より使いやすく!より役立つ情報を!

子育て支援団体・施設へ体験に行き、リアルな情報を発信します。


ぐーぐーひろばで絵本の世界を広げよう!

NPO法人ぐーぐーらいぶ運営の「ぐーぐーひろば」は、JR中野駅南口から子供の足で5分ほどの、中野区産業振興センター内で開催されています。線路沿いから一本入ると、静かな住宅街の中に低層で重厚感ある建物が見えてきます。都心とは思えない、緑豊かで心地が良いところ。

NPO法人ぐーぐーらいぶ運営の「ぐーぐーひろば」


こちらは1階エントランス。ちょっと早く来てしまったのでベンチに座って待たせてもらいました。

1階エントランス


10:30から保育室が利用できます。
名前と年月齢を書いたシールを子供に貼ったら自由遊びスタート!
おはなし会が始まるまで、おもちゃで遊んで過ごします。

司書さんが選んでくれた絵本


テーブルの上に、この日のために司書さんが選んでくれた絵本がずらっと並べられていましたよ。
定番の名作から目新しい絵本までさまざま。子供と保護者それぞれ5冊まで、最長2ヶ月も貸出可能だそうです!(登録が必要です)

定番の名作から目新しい絵本が並べられています


ぐーぐーひろばのおはなし会

11:00からいよいよおはなし会がスタート!
この日は5組といつもより少ないですが、20組ほど集まることもあるそうです。

ぐーぐーひろばのおはなし会


はじめは「にぎりぱっちり」という手遊びから。
黄色のフワフワしたものが配られ、不思議そうに見つめる息子。

「にーぎり、ぱっちり、たてよこひよこ♪」
歌に合わせて黄色いフワフワの布を手のひらで丸めて開くと・・・「ぴよぴよぴよぴよ〜♪」
ふわっとヒヨコが顔を出したみたい!

息子もニコニコしながら何度も繰り返します。

「にぎりぱっちり」という手遊び


この日はボランティアの学生さんが2名いて、絵本の読み聞かせをしてもらいました。
学生さんははじめ緊張していましたが、そのドキドキが子供にも伝わったのか、静かにじっと目と耳を傾けていました。

・おはよう(なかがわりえこ・さく)
・にんじん(せなけいこ・さく え)
・みんなにげた(岸田衿子・ぶん)
という絵本を読んでくれましたよ。

絵本の読み聞かせ


次はわらべうた「うえから したから」。
お母さんのハンカチを使って、「ちい風(小さい風)こいこいこい~♪」
勢いをつけて、「ちゅう風(中くらいの風)こいこいこい~♪」

お母さんのタオルで風を吹かせた後は、大きな風が登場!
「上から下からおおかぜ来い♪」と歌に合わせて青い布で風を起こして遊びました。

わらべうた「うえから したから」


今度は司書の北川さんによる読み聞かせ。
「せん(元永定正・作)」という絵本です。
息子が線で描かれた丸や点を指でなぞっています。
耳で聞いて、目で見て、手で触って楽しめる絵本でした。
まさに絵本を介してのコミュニケーションですね!

耳で聞いて、目で見て、手で触って楽しめる絵本


北川さんの自然な読み方がリラックスできるようで、子供たちはいつの間にか絵本の世界に引き込まれていましたよ。

最後は、みんなで一緒に「さよならあんころもち またきなこ!」で、おはなし会はおしまいです。
途中で手遊びやわらべうたもあり、子供たちは飽きることもなく、あっという間に時間がすぎてしまいました!

今日1日でいつのまにか8冊も読んでいただきました。
どの絵本も子供たちの反応が良く、さすが司書さんが選んだ絵本だなと感心していまいました。

司書さんが選んだ絵本8冊


30分間のおはなし会の後も、13:00まで自由に遊ぶことができます。
おもちゃで遊んだり、本を読んだり、お昼ごはんを食べてもOK。
ゆったり過ごしながら、司書さんに絵本の相談をすることも。

自由に遊ぶ子供達


なんと絵本だけでなく、大人向けの育児本やマンガまで用意されています。
こういった心遣いは嬉しいですよね。ついつい親も長居してしまいそう。

大人向けの育児本やマンガ


絵本のエキスパート・司書さんに、おすすめの絵本を聞きました

こちらは司書の北川さんが教えてくれた、お洒落な絵本。

すてきな絵本との出会い


緑のフワフワしたひもを指でなぞって進んでいきます。
0歳から大人のインテリアまで楽しめそう!すてきな絵本と出会えて大満足です☆

指でなぞって進んでいきます


子連れに嬉しい設備が完備♪

保育室内にはオムツ替えスペースもあります。
オムツが取れていない小さなお子さんでも安心して利用できますね!

オムツ替えスペース


こちらの給湯室では、冷蔵庫を自由に使わせてもらえます。
夏場は本当に助かります!お弁当を持って出かけるときに利用してくださいね。

自由に使える給湯室


都内のいろいろな場所でおはなし会が開催されています!

今回参加した中野区産業振興センターでのぐーぐーひろばは、月に一回開催されています。
そのほか、東中野キングスガーデンや吉祥寺などでもおはなし会があるそうですよ。
乳幼児親子向け、小学生向けなどいろいろなタイプがあるので、お子さんの年齢に合わせて参加してくださいね(今回のぐーぐーひろばは乳幼児親子向けです)。

三鷹駅近くにある「ぐーぐーらいぶ事務局」では毎週火曜日と日曜日11:00〜18:00まで「ぐーぐー子ども文庫」を開催しており、本を読んだり借りたりできます。ぜひ遊びに行ってみてください!

ぐーぐー子ども文庫


また、おはなし会以外にも「本」を通じたさまざまな取り組みをしています。
子供にぴったりの絵本を探すのに苦労したことはありませんか?
ぐーぐーらいぶでは、絵本に詳しい図書館司書さんが相談を受けています。
子供の成長に合わせて選んでもらえるので、迷ったらぜひアドバイスをもらってくださいね。

ぐーぐー子ども文庫


そのほか、事務局の「ぐーぐー子ども文庫」スペースの貸し出しもおこなっているそうです。
子連れで集まりたい時などに利用できるようですよ。詳しくはホームページへ。

絵本の見方が変わった!

おはなし会では、息子はどんどん絵本の前まで近づいていき、司書さんの問いかけに元気いっぱいに答えて楽しんでいました。
その後の自由時間では、学生ボランティアのお兄さんお姉さんと一緒にブロックを使って電車づくりに熱中し、ゆったりとした雰囲気の中で、のびのびと好きな遊びを楽しむことができたようです。

特徴的だったのは、子供を遊ばせながら司書さんに絵本の相談をできる環境があること。
普段何気なく選んでいた絵本の見方が変わりました。

こちらは心優しいスタッフの皆さん。
左から司書の北川さんと、ボランティアの学生さんたちです。

心優しいスタッフの皆さん


北川さんとのお話で印象的だったのは、
「ここでは人と無理して仲良くしなくてもいい」という言葉でした。

「親だって子供だって誰でも苦手な人や事はある。人と話すのが苦手な人もいるし、今日は何となく話す気分じゃない、でも家にこもりっきりはちょっと・・・というときもある。色んな気分の日があるのは当然です。そんな時でもここに来れば本があるし、自分の好きなように過ごせられたら子供だって楽しい。そんな楽しいという記憶の中に“本”があれば嬉しい」

と言っていました。 小さい時に読んでもらった絵本の内容は覚えていなくても、その時読んでもらった嬉しい気持ちや温かい空気感は身体が記憶しているものです。本から始まるコミュニケーション、大切にしたいなと改めて感じました。

「NPO法人 ぐーぐーらいぶ」

図書館司書が中心となり運営しているNPO法人。公共図書館の運営から始まり、NPO法人としての高い公共性・公平性・透明性を活用して、行政や企業、地域の公共事業のサポートや、本をキーワードに独自の活動を展開している。
ぐーぐーらいぶ事務局での活動を中心に、さまざまな自治体で出張おはなし会を行い、本によるコミュニケーションを推進中。


HP: http://www.goo-goo-libe.jp/