とうきょう子育てスイッチ 体験レポート

子育て当事者に、より使いやすく!より役立つ情報を!

子育て支援団体・施設へ体験に行き、リアルな情報を発信します。


自分のイメージを形に☆絵本の世界 表現アトリエワークショップに参加しました!

「絵本の世界 表現アトリエワークショップ」は、井草地域区民センターで開催されました。
すぐ横に広々とした公園があり、1階にはカフェもあるなど、とても気持ちの良い場所です。

アップコンセプト

絵本の世界を形にしよう♪

このワークショップでは、絵本からイメージした自分の世界を、多種多様な材料を使って思い思いに形にしていきます。

活動のはじめは、8cm四方ほどの折り紙に「この夏の思い出」「大事なもの・こと・人」などを描いていきます。

色鉛筆やクレヨン、マジック、カラーサインペンなど好きな画材を自由に使わせてもらいました。
娘は「プリキュアのシール」を描きました。コンビニのスタンプラリーでもらえるシールで、お友達と一緒にあちこち回ってやっと手に入れた、大切な宝物です。

色鉛筆やクレヨン、マジック、カラーサインペンなど多くの画材がありました


次に絵本の読み聞かせをしてもらいました。
この日の絵本は「こびん(作・松田奈那子)。
2016年11月に出版された比較的新しい絵本です。
絵本の主人公は“こびん”で、歌声や夕焼け、美味しいご飯や友達とのおしゃべりなど、さまざまな思い出を運んで旅をするというお話。
みんな静かに聞いています。

絵本の読み聞かせ


読み終わった後に、絵本に出てきたのとそっくりの、ガラスの“こびん”が子供たちに渡されます。
こちらに好きな材料を入れたり飾ったりして、作品を作っていきます。
もちろん、最初に描いた絵も使います。

ガラスのこびん


カラフルな毛糸や紐、もしゃもしゃした手触りのもの、木をカンナで削ったものなど、いろいろな材料がテーブルの上に並んでいます。
娘は木の良い匂いを嗅いだり、触ったり、五感をフルに使って素材の魅力を味わっていました。

カラフルな毛糸や紐


子供たちに人気だった材料はビーズ。
「中に入れて振ったらいい音がするからじゃない?」
と、娘がその理由を推測していました(^^)きっとその通りだね!

子供たちに人気だった材料はビーズ


折り紙や色紙、シールにスパンコール・・・。
カラフルな材料がたくさんあります。モールも人気でしたよ。

折り紙や色紙、シールにスパンコール


「これはどう使おう?」
「どうやって瓶の中に入れたらいいかな?」
と考えながらの材料選び。選んだ材料をペンで中に押し込んだり、接着剤で貼り付けたり。試行錯誤も楽しそう!

楽しく材料選び


少しずつ好きなものを中に入れたり貼ったりしながらも、周りの皆がどんな風にどんな材料を使っているのか観察しています。
「いいな」と思ったものはどんどん自分の作品に取り入れていました。

自分の作品


作品作りの時間は30分ほど。
満足そうに仕上がりを確認しているところです(^^)
自分のイメージを形にできたかな??

作品作り


最後は作品を一列に並べて鑑賞会。
先生に、「何を作って描いたのか、説明したい人は前に出て喋ってもいいよ」
と言われて数人が手をあげました。娘も元気よく手をあげて発表していました!
みんなでお友だちの作品を認め合い、鑑賞をしました。

作品を一列に並べて鑑賞会


この日の参加者は13名ほど。お友達同士や兄弟で参加していました。
皆でおしゃべりしながら作る子もいたり、一人黙々と作業したり。
でも皆、お互いを尊重しあい、集中して取り組む様子がすばらしいなと思いました。

お友達同士や兄弟で参加


これは娘が作った“こびん”。
ビーズやシール、モールなどをたくさん詰め込んで、キラキラした娘らしい“こびん“に仕上がりました。
大事に包んで持って帰り、家で得意そうにパパに紹介していましたよ。
世界に一つだけの、自分の“こびん”を作れて、とても嬉しかったんでしょうね♪

娘が作ったこびん


絵本を読んで、そのイメージを形にしていくのはとても楽しい作業です。
家でもできますが、お友達の作業を観察したり、お互いの作品を認め合えるのがワークショップのいいところ。
「絵本の世界 表現アトリエワークショップ」は全6回あり、今回は2回目の開催。
来年3月までに後4回(9/28〈終了〉, 11/30, 1/25, 3/28)開催される予定なので、ぜひ参加してみてくださいね。申し込みはホームページから。
参加費:500円
対象:4歳〜小学生(原則、子供のみの参加になります)

ワークショプを主催している「アップコンセプト」は、このほかにもさまざまなイベントや講座を企画しています。
毎月第3水曜日には、乳幼児親子向けに「えほんのじかん」も開催しています。
参加費・申し込み不要なので、気軽に参加してみてくださいね。絵本の世界が広がるかもしれません♪

自分の思いを形にして表現することが、子供の自信につながる

5歳の娘には、絵本は少しだけ難しく感じていたようですが、イメージはつかみやすかったのか、渡された瓶を目の前にして迷う様子はありませんでした。カラフルで魅力的な材料に触発されて、「使ってみたい」「触ってみたい」と思ったようです。作り上げた時には自分の作品に自信を持ち、充実した表情を見せていました。

ちょっと歳上のお姉さんたちの工夫や技法も観察して、良い刺激になったようです。完成した作品を持って笑顔で見せに来る子もいたり、他の子の作品を見た後でもうちょっと足してみたくなったり。
お互いに意見を言い合ったりするのではなく、それぞれの作品の世界を認め合い、表現を深めようとする姿が印象的でした。

こちらはアップコンセプト・スタジオ代表で、アートセラピスト、臨床心理士の倉石聡子(くらいし・あきこ)さん。倉石さんはじめスタッフの方々は、そっと子供たちに寄り添い、道具の使い方や「こうしたい時にはどうすればいいのか」という子供たちの相談にのってくれました。ありがとうございます。

臨床心理士の倉石聡子さん


「apconcept (アップコンセプト)」

「Artful=創造性に溢れる」「Playful=遊び心に満ちる」という二つの要素を生き方に取り入れたいという願いのもと、活動している。固定観念に縛られず、自由に表現し喜びを分かち合うことで、自尊心や自己肯定感、主体性や柔軟性、創造力や表現力の向上などを目指す。杉並区のアップコンセプト・スタジオでは、心理相談やアートセラピーの研修、親子・子供向けワークショップなどを開催している。


HP: http://apconcept.jp/

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