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子育て当事者に、より使いやすく!より役立つ情報を!

子育て支援団体・施設へ体験に行き、リアルな情報を発信します。


体験施設

台東区

子供と一緒に美術館に行ってみよう!「東京都美術館」

「子どもへのまなざし」展覧会

この日はちょうど、「子どもへのまなざし」という展覧会の初日でした。
子供にも親しみやすそうなテーマだったので、まずはこの展覧会からまわることにしました。

この展覧会は3章構成になっていて、第1章は「愛される存在」がテーマ。
子供の微笑ましさや、家族愛に包まれている様子が表現された作品が展示されています。

赤い服を着た少女の絵。新生加奈さんの「少女と宇宙」という絵です。
暗い背景に、鮮やかな洋服の色がとても印象的。
「展覧会のポスターの絵と同じ絵だね」と言いながら、じっくりと見ていました。

赤い服を着た少女の絵


お気に入りの絵があったようです。
「母と子の物語」という題で、女の子がお母さんに本を読んでもらっている絵です。
娘は絵本を読んでもらうのが好きなので、自分と重ね合わせたのかもしれません。

母と子の物語


「蛹」という作品は、「(娘と)同じ髪型しているね」と話しながら、うれしそうに見ていました。
確かにちょっと似ていました(^^)表情がとても朗らかに描かれていて、癒される絵でしたよ。

蛹


こちらは大久保綾子さんの作品です。油絵なのでいろいろな色が重ねられていて、立体的。
大柄なお母さんが、左手に赤ちゃんを抱え、右手に少年がぶら下がっている絵です。
とても力強さを感じました。
“赤ちゃん”という存在が気になる娘なので、この絵もよく観ていました。

大久保綾子さんの作品


こちらもお母さんが赤ちゃんと少年を抱えている絵。
大久保さんの作品の中でも色使いが明るく、目を引きます。
大久保さんの絵は、全体的に母性愛というものが伝わってきました。

お母さんが赤ちゃんと少年を抱えている絵


第2章のテーマは「成長と葛藤」。
思春期の葛藤を表現した作品が並びます。

こちらは少年2人が遊んでいる様子が描かれています。(志田翼「きょうだい」)
娘には弟がいるので、「弟みたいだね」と話しながら鑑賞しました。
自分の境遇に近い作品だと、親近感を覚えるようです。

成長と葛藤


ここからは豊澤めぐみさんの作品。これは「The Birthday」という作品です。
黒い部分には、鉛筆で描かれたという花の絵があり、そこに魅力を感じたようです。
豊澤さんの作品では、この絵が特に好きだと言っていました。

The Birthday


豊澤さんの作品にはとても不思議な世界観があります。
こちらの作品も、心に訴えかけてくるような絵でした。
自分が女子高生だったころのことを思い出し、懐かしさや思春期の葛藤など、さまざまな感情の波が押し寄せました。

豊澤さんの作品


第3章は「生命のつながり」をテーマとした作品になり、ここからは雰囲気がガラリと変わりました。

山本靖久さんの作品は、広いスペースを贅沢に使い、さまざまな形をした大きなカンヴァスが、とても特徴的でした。
ダイナミックな作品が多く、立体的で圧倒されました!
「うわ〜、すごいね!」娘も驚いていました。

生命のつながり


木原正徳さんの作品は、油絵には見えないほどの色鮮やかさ。
全体がぱっと華やかに明るくなる感じがしました。
「色がきれいだな」と、赤と青の対照的な絵に目を奪われていました。

木原正徳さんの作品


こちらは和紙などを貼り付けて作られたコラージュ作品。
「こういうの、家で作ってみたいな」と話してくれました。とても興味を持ったようです。

和紙などを貼り付けて作られたコラージュ作品


「子どもへのまなざし」の連動企画展、松本力「記しを憶う」展も観賞しました。
この展覧会は、映像や音で表現した作品を集めています。
娘はヘッドフォンをつけて、映像と音楽を同時に楽しんでいました。
目と耳で鑑賞するスタイルのこの企画展は、新鮮でとても楽しかったようです。

記しを憶う


「子どもへのまなざし」 観覧料:一般500円 (学生以下は無料)
https://www.tobikan.jp/exhibition/2019_uenoartistproject.html

松本力「記しを憶う」-東京都写真美術館コレクションを中心に 観覧料:無料
https://www.tobikan.jp/exhibition/2019_collection.html

いずれも2020年1月5日(日)まで開催。
開室時間や休室日はホームページでご確認ください。

不思議な形の彫刻がたくさん!野外彫刻も見てみよう

東京都美術館には、野外彫刻もたくさんあります。
美術館を訪れたら、ぜひ野外彫刻も鑑賞してくださいね♪

こちらの四角い彫刻を遠くから見て、「どんな形をしているんだろう」と興味津々の娘。
近寄ってみると、こんな形だったのかと納得した様子でした。

野外彫刻
五十嵐晴夫「メビウスの立方体」1978


アートラウンジを抜けた廊下から眺めることができる、傘の彫刻。
傘の中に水が溜まっているように見えます。
「どうなっているのかな?近くに行って見てみたいね」と話しました。

傘の彫刻
建畠覚造「さ傘(天の点滴をこの盃に)」1973


これも不思議な形の彫刻。
「この帽子はかぶれるのかな?」と頭を入れたい様子でした(笑)

不思議な形の彫刻
鈴木久雄「P3824 M君までの距離」1977


ゴツゴツとした印象の、大きな彫刻。
石にイロハニ~と描かれていて、
「これはイかな?ヨかな?」と探して遊びました。

大きな彫刻
最上壽之「イロハニホヘトチリヌルヲワカヨタレソツネ・・・・・・ン」1979


こちらは有名なステンレスの球体。
鏡になるので、踊ったり、いろいろなポーズをしたりと楽しんでいました。
写真を撮るのにも野外彫刻はおすすめです!

ステンレスの球体
井上武吉「my sky hole 85-2 光と影」1985


こちらもステンレスの彫刻。
不思議な形をしているので、「かくれんぼができる!」と隠れて遊んでいました。
子供は遊びの天才です!

ステンレスの彫刻
堀内正和「三本の直方体B」1978


※野外彫刻は無料で見学できます。

楽しい仕掛けを探してみよう!

これはロビー階中央の階段です。上を見上げると、おむすび型でした!
東京都美術館は前川國男氏の設計ですが、おむすび型は前川建築のモチーフの一つだそうです。
館内には他にもおむすび型があるそうですよ。お子さんと一緒に探してみてくださいね♪

ロビー階中央の階段


子連れに嬉しい設備

鑑賞の後は、一休み。こちらは「佐藤慶太郎記念 アートラウンジ」です。
とても広々としていて、ゆったりとした空間。
北欧デザインのオシャレな椅子が並び、休憩している人がたくさんいましたよ。
あれ・・・?ここにもおむすび型が?

佐藤慶太郎記念 アートラウンジ


乳児連れも安心。授乳室もあります。
ゆったりと座れるソファが置かれていました(ソファもすてきなデザインです!)。
お願いすると調乳用のお湯をスタッフさんにもらえるという、嬉しい心配りがあります。

授乳室


個室の授乳室もあります。
鍵付きでパパも一緒に入れるそう。十分な広さがありました。

>個室の授乳室


授乳室内に、おむつ替えシートもありました。

>おむつ替えシート


授乳室には大人用トイレも併設されています。
兄弟のお子さんが利用したり、ママがベビーカーのまま一緒に入ったりできます。
十分な広さがあり、とても便利だと思います。

>大人用トイレ


子育て世代を応援しています!

東京都美術館は子連れで利用しやすいように、いろいろなサービスや企画があります。
ぜひ利用してくださいね。

【託児サービスパパママデー】
子供と一緒に鑑賞することもできますが、大人だけでゆっくり鑑賞したい日もありますよね。そんな時は、託児サービスの利用がおすすめです。
https://www.tobikan.jp/guide/nurseryservice.html

【家族ふれあいの日】
嬉しい割引デーがあります!
毎月第3土曜日と翌日曜日は、18歳未満の子供を同伴する保護者2名まで、一般当日料金の半額で展覧会を鑑賞できます。(都内在住者のみ)
https://www.tobikan.jp/guide/hospitality.html#anchor1

【とびらボード】
絵を描くのが好きなお子さんには、とびらボードのサービスがおすすめ!
とびらボードは、描いたり消したりできるボードのこと。
展示室で気に入った絵を鑑賞して、自由にスケッチができます。
※特別展では、中学生までのこどもたちに「とびらボード」を無料で貸し出しています。
https://www.tobikan.jp/learn/tobiraboard.html

子供の頃からアートに触れさせよう

【体験の感想】
実は娘は、生まれて初めての美術館でした。もともと絵を描くことが好きな子なので、美術館へ行くのを心待ちにしていました。一枚一枚の絵の前に立ち、心ゆくまで鑑賞し、気に入った絵のところへは戻ってもう一度鑑賞することもありました。最初は、子供には難しすぎるのでは・・・と心配していましたが、そんなことはまったくありませんでした。多くの作品を鑑賞して、娘の五感が刺激されているのを感じました。

美術館のスタッフさんには、子連れでの鑑賞を楽しんでほしいというお話も聞け、驚きました。これまで、美術館=大人の世界と思い込んでいて、今まで連れて行かなかったことを後悔しました。子供が生まれてから美術館に行ってないな・・・という人がいましたら、ぜひ東京都美術館に足を運んでください!ベビーカーでの鑑賞もできますよ。小さい頃からアートに触れ、想像の世界を膨らませて欲しいです。

東京都美術館

東京都美術館は、展覧会を鑑賞する、子供たちが訪れる、芸術家の卵が初めて出品する、障害を持つ人が何のためらいもなく来館できるすべての人に開かれた「アートへの入口」となることを目指しています。
新しい価値観に触れ、自己を見つめ、世界との絆が深まる「創造と共生の場=アート・コミュニティ」を築き、「生きる糧としてのアート」と出会う場とします。そして、人びとの「心のゆたかさの拠り所」となることを目指して活動していきます。
〜東京都美術館ホームページより〜

開館時間 9:30〜17:30(入館は17:00まで)
※特別展開催中の金曜日:9:30~20:00
休館日:第1、第3月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日)
※特別展・企画展:月曜日休室(祝日・振替休日の場合は翌日)
※その他にも美術館が定めた休館日があります。詳しくはホームページで確認してください。
HP: https://www.tobikan.jp