地域の子供を地域で見守り育てよう

NPO法人豊島子どもWAKUWAKUネットワーク(豊島区)

NPO法人豊島子どもWAKUWAKUネットワーク


プロフィール

NPO法人豊島子どもWAKUWAKUネットワーク代表 栗林さん
法人の前身の任意団体が運営する池袋本町プレーパークで出会った「成績も悪いし、お金がなくて塾にも行けないから高校に進学できない」という中学生の一言から、こういった子供たちを手助けしたいという思いで自宅を開放し、無料の学習塾を始めた代表の栗林さん。自身を「おせっかいおばさん」と呼びコミュニケーションを取っています。その後2012年にNPO法人化し、地域の子供を地域で見守り育てようという考えの元、それに賛同する仲間たちと一緒に様々な取り組みをしています。

logo

おせっかいを推奨するWAKUWAKUのロゴ「おせっかえる」

豊島子どもWAKUWAKUネットワークの活動

豊島子どもWAKUWAKUネットワークの活動をおしえていただけますか?

豊島子どもWAKUWAKUネットワークの活動には3つの柱があります。
1つ目は遊びサポート。遊びサポートは池袋本町にあるプレーパークで、子どもたちが自然と触れ合いながら遊べる環境を提供しています。
次に学びサポート。このNPOが始まるきっかけになった無料学習支援などがあります。
最後に暮らしサポートですが、暮らしサポートの活動としてはホームスタートがあったり、こども食堂があったり、WAKUWAKUホームという宿泊できる施設があったりします。子どもが一人で勉強したいとか、親御さんが子どもとずっと一緒にいると煮詰まってしまうから1日だけ預かって欲しいとか、そのような子どもや親御さんの駆け込み寺のような場所を提供しています。

勉強会の様子
勉強会の様子


WAKUWAKUホーム
WAKUWAKUホーム

ホームスタートとは

ホームスタートというのはどういったものですか。

元々イギリスではじまったボランティア活動で、世界の22か国で実施しています。日本でも100か所以上の地域で取り組んでおり、ボランティアが地域の中の孤立した乳幼児を育てている家庭を訪問し、寄り添っています。具体的には、週に1回、2時間程度ではありますが、概ね2~3か月間訪問し、お子さんの遊ばせ方をサポートしたり、親御さんのお話を聞いたりといった活動をしています。時々、利用される親御さんから「預かってくださっている間外に行ってもいいのかしら?」などと聞かれたりしますが、基本は親御さんと一緒にお子さんと遊んだり、お家のお片づけをしたりといった、お友達のように寄り添って支援するという活動なので、子守とかベビーシッターとは違うのですね。「傾聴と協働」というコンセプトでやっています。


ホームスタート
ホームスタートの様子


どういった方がサービスをご利用されていらっしゃるのですか。

0歳児など小さいお子さんがいる利用者が多いです。あとはワンオペ育児をしているという方がすごく多いんですよ。利用している理由は、「孤立化の解消」だと思います。コロナ禍で引きこもって誰とも喋らないでいると、鬱っぽくなったり、ノイローゼっぽくなったりしますからね。


ホームスタートとして今後どのような活動を計画されていますか。

外での活動ができるといいなと思っています。ボランティアの中にお医者さんもいらっしゃるので、その方にアドバイスをいただきながら、なるべく外で“一緒に遊ぶ”活動をしたいです。


豊島子どもWAKUWAKUネットワークとしてのコロナ禍以降の活動

豊島子どもWAKUWAKUネットワークとして、 コロナ禍以降、活動が変わったことって何かありますか。

食料支援の活動がものすごく多くなりました。フードサポートと言い、色んな拠点で食べ物を配布する活動です。昨年は毎月1回くらいはやりました。
あとはランチサポートと言って、買ってきたお弁当を配布する活動もやっています。資金は、東京都や豊島区の補助金などを活用していて、ある程度の基準を設けて、家計が厳しい子育て中の家庭を対象に配布しています。思った以上に多くのご家庭が利用していますね。 ほかにも、私たちの活動に関わってくるお子さんは色々な家庭の事情を抱えています。コロナ過で学校が休みになり給食がなくなり、食事の回数が減ってしまったお子さんもいます。こども食堂もクローズしてしまい、そんなお子さんを放っておけないので、コロナ禍では食糧支援が増えました。


フードサポート
フードサポート

フードサポートの様子

他には何か新しい活動はありましたか。

地域がつながるプロジェクトというものがありました。
豊島区と共同で行った活動なのですけれども、昨年11月から4、5回、私たちとつながっているひとり親家庭や、豊島区が気になっている家庭に、地域のボランティアがプレゼントを持って、お子さんの様子を見に行くというプロジェクトがあったのですね。訪問員さんというおせっかいおばさん約70人が約300家族を訪問しました。その家庭の中には以前からお米を受け取りに来ていた家庭もあったし、今までWAKUWAKUが把握していなかった豊島区から紹介された家庭もありました。プレゼントは、11月は新米の時期だからとレトルトのカレーだったり、クリスマスの頃はクリスマスパッケージのクッキーだったり、1月はお餅だったり、季節を感じてもらえる工夫もしました。


今後の活動

今後はどのように活動されますか。目標のようなものはありますか。

豊島子どもWAKUWAKUネットワークの 最新の試みは“すまいサポート”の活動です。相談会をやっていて、ひとり親家庭等の方が住み替える時に、家賃や引っ越し費用を補助したりしています。ひとり親家庭の場合、家を借りる際になかなか審査が下りなくて、保証人がいないとすごく厳しいので、今後はWAKUWAKUネットワークとして居住支援にも力を入れていきたいなと思っています。
あとはコロナで、区の子育てひろば等の施設がクローズしていますが、私たちは施設でお手伝いもしていたので、施設が再開できたら、またお手伝いもしていこうと思っています。

NPO法人豊島子どもWAKUWAKUネットワークの皆さん
NPO法人豊島子どもWAKUWAKUネットワークのホームスタート・わくわくの皆さん

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