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地域の団体活動紹介地域の団体活動紹介

知ろう!出会おう!とうきょう子育て

地域で芽生えた先駆的な支援策や注目の取り組みを取り上げ、取材して紹介します。

子供の遊びや芸術文化体験の場づくり

NPO法人多摩子ども劇場(多摩市)

NPO法人多摩子ども劇場


プロフィール

理事長 春田 祐子さん
理事 島野 泉さん

1966年に福岡で初めて誕生した子ども劇場。文化芸術や遊びの体験を通じ、子供と大人が共に育ち合える地域をつくっていこうという大きな市民活動である子ども劇場が、1986年に多摩の地でも「多摩子ども劇場」として誕生しました。すでに活動は35年以上継続しており、遊び、音楽、劇などの様々な文化的活動を地域の子供たちに提供しています。

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子供の遊びや芸術文化体験の場づくり

多摩子ども劇場の活動を教えていただけますか?

地域で子供たちに文化体験を経験してもらいたいという理念の下、多摩市と、稲城市、多摩市、八王子市、町田市の4市にまたがり開発された多摩ニュータウンを活動地域とし、この地域が子供たちのふるさとになるように、「子供の遊びや居場所作りの活動支援」、「お芝居を見るという芸術文化体験の提供」、「キャンプなどの子供の生活文化体験の提供」の3点を活動のベースとしています。
例えば、私たちがパルテノン多摩などのホールを借りて色々な劇団の人に地元に来てもらうことで、都心まで行かなくても子供たちが行きやすい場所で演劇を見ることができます。ほかにも色々な体験ができるワークショップなどもそうですが、子供たちが一人で歩いて行ける範囲で、見たり、体験したりできるというところが重要だと思い活動をしています。

鑑賞例会
鑑賞例会


サークル活動(夕涼み会)
サークル活動(夕涼み会)

組織について教えてください。

多摩子ども劇場は正会員約130人で運営しています。その中には子供の会員も30人ほどいます。後は、イベントごとにボランティアの方にお手伝いいただいたりしています。特にハロウィンのような大規模なイベントは、ボランティアの方だけでなく近隣の企業の方々も含めて、様々な方たちに活動に関わっていただいています。
永山エリア、多摩センターエリア、八王子エリアの3つに分かれて活動していて、さらにエリア内の一番小さな単位としてサークルがあります。子供たちにとってはサークルが活動の主体になりますので、小学生が歩いて訪れることができるぐらいの範囲の集まりになっています。

過去のイベントで印象に残っているものはありますか?

街全体を巻き込んで実施するハロウィンのイベントが印象深いですね。昨年はコロナ禍の影響で規模が縮小されましたが、例年だと延べ30万人ぐらいの大人と子供が多摩センターに集まり、ハロウィンイベントを行っています。多摩センター周辺の企業にも協力してもらい、指令書というカードを持った子供が指令書にあるお店をめぐるとお菓子をもらえるという「トリックオアトリート」のイベントを中心に、様々な出し物やステージプログラムが楽しめるイベントになっているのですね。
子供たちには当日のイベントだけでなく、サークル活動の一環として地域の児童館や学童クラブなどで生のカボチャでランタンを作ってもらうなど、イベントの前にも様々な準備にも参加してもらっています。ランタンはイベント当日に1か所に展示するのですが、たくさんのランタンの中から自分が作った作品を見つけた時の子供たちの笑顔がものすごく印象に残っています。ただイベントに来るだけでなく、苦労した事前準備の成果をイベントで実感できた、という満足感を感じてもらえたと思いました。

ハロウィンのイベントでのランタン
ハロウィンのイベントでのランタン

コロナの影響で以前と変わった部分などはありますか?

コロナ禍での活動方法については色々と模索中です。今はリアルで会うことがなかなか難しいので、オンラインを取り入れたりして活動しています。
活動の一つに、家族が家族単位で参加する「親子キャンプ」と小学4年生以上の子供たちが参加する「子供キャンプ」があるのですが、昨年は「みんなで集まるのは…」という話になり、中止せざるを得ませんでした。
ただ、今はどんな点に気をつけなければいけないのかがわかってきているので、現時点では、子供キャンプは内容を少し変えて実施したいと考えています。

これまでのキャンプの様子なども教えてください。

子供キャンプはキャンプの前に事前に3回集まります。19歳から29歳までのユース会員の方と一緒に、遊びやコミュニケーションを通じて、子供たちがキャンプでどういったことをやりたいかを、その3回の集まりの中で決めていくのですね。自分たちで事前に考えた企画をキャンプ当日に実行するという形式なので、子供たちはよりキャンプを楽しむことができますし、子供時代の良い思い出として印象にも残っているようです。

子どもキャンプ(火起こし)
子どもキャンプ(火起こし)


子どもキャンプ(川遊び)
子どもキャンプ(川遊び)

大人も一緒に楽しんで子供と共に育ち合う

活動を通じて喜びを感じる瞬間はありますか?

子供ってワクワクするとすごく表情が変わりますよね。その楽しそうな表情を見ることが私たちにとってうれしい瞬間です。
毎年参加する子は、最初は何もできなくて泣いていたのに、翌年はちょっと誰かに頼めるようになったり、自分でひとつのことができるようになったり。そして、その翌年は年下の子たちに「こうやるといいよ」と教えることができるようになったりと、年々たくましくなります。子供の成長を感じることができるのも楽しみの一つですね。

今後の方針について教えてください。

子供は大人の背中を見て育つと言いますが、遊びや文化体験の場づくりを通して、子供を楽しませるという義務だけではなく、大人も一緒に楽しんで、その姿を子供に見せるという姿勢が大事だと思っています。これを私たちは、大人も子供と一緒に育ちあうという言い方をしています。
子供と関わることに興味があって、地域で何かやりたいと思っている方、さらに子供と一緒に育ちあいたいと考えている方と共に活動ができればと思います。
地域の子供たちに喜んでもらえるということを大事にして活動をしていきたいので、同じ思いを持って活動できる仲間が増えて今以上にいろいろな企画が実現できると嬉しいです。


大人と子供が一緒に楽しむぽこぽこフェスタの様子
大人と子供が一緒に楽しむぽこぽこフェスタの様子

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